続 ダイエット

2010年07月15日 浜松市整体院

ダイエットに夢中になって、体が壊れてることにルーズになってる人が多いです。

ダイエットだから!

と言って、無理に体を動かすとダイエットどころではなくなってしまうくらい体が悲鳴をあげることもあります。
最近の患者さんの例では
「ゴムバンドで痩せるダイエット法!」
というもの。

確かに動かせば痩せやすくはなりますが、体が健康になることとは別問題。
お肉の乗った体で激しい運動をすれば、関節にだって負担を生むし筋肉にも負担が出る。
当然、数日もすれば痛みに変わって動けない、ダイエット中断!という結果を招く。

ダイエットは、自分にあったペースから初めて、筋力が付いてくるに従ってハードにしていくべきであって、最初から頑張りすぎないことも大事。
それ以前に、ダイエット運動なるものはほとんど体には負担や痛みの原因をつくるものであるから、整体などで調整しながら、健康的に行うべきなのかなというのが率直な感想。   

Posted by 石川 at 10:09Comments(0)

痩せますか?

2010年07月14日 浜松市整体院

たまに聞かれること
「整体で痩せますか?」

どこかの整体で「痩せる!」とか書いてあったりしますが
ほとんど過剰な広告です。
見た目的にやせて見えるようになったり、痩せやすい体にすることは可能だと言えますが
整体をして痩せることはほぼないです。

しかし!!!!w
整体をしてから運動すると、ウエスト周りの嫌なお肉は消えやすくなります。
これにはちゃんと理論があるんです。



どれだけうんどうしてもウエストのお肉が消えないのは
骨盤のねじれが大きく関係しています。
骨盤のねじれは、骨盤周りの筋肉が左右で引っ張ったり、引っ張られたりとばらばらに作用しています。
それがウエストのねじれを作ります。
そしてウエストのねじれは、ウエスト周りの血行やリンパの流れを悪くさせる為、運動してもその部位の代謝は悪く脂肪をうまく燃焼できないのです。
ウエスト部位の燃焼が悪くとも、体全体は動かすと疲れてしまい、ウエストのお肉が燃焼する前に運動は終わってしまい、結局胸などの部位だけ痩せて、ウエストだけそのままになってしまうのです。

これを整体で正常な状態に整えると、ウエストもバランス良くお肉を燃焼するようになり、今まで以上に痩せやすくなるのです。

大事なことは「代謝が良い体」なのか「悪い体」なのかということ。
悪い体のまま運動しても、疲れてしまいだんだんダイエットが嫌になるだけ。
ダイエットをするなら、整体で整えながら自然に燃焼させるのがベストかなと思ってます。   

Posted by 石川 at 10:19Comments(0)

痛みのメカニズム

2010年07月08日 浜松整体

整形などの議事録や参考書系のものをあさると、痛みについて「患者の思い込み」という言葉が頻繁にでてくる。
たとえば、MRIやレントゲンといった画像上で骨に異常が見つからない場合。
こういった場合は、痛みの原因が特定できないので、「患者さんの思い込み」とするケースが多々あるようだ。

実際痛みに苦しんだ方で、痛みの苦しさから鬱になり痛みが消えた今でも「痛い」と訴えるケースは無いこともないが、非常にまれだと考えます。

痛みは知覚神経から脳の前頭葉に伝わり、痛みとして認識する。
思い込みで起こる痛みのメカニズムは、脳に異常がない限りあまり考えにくい。

画像上ばかりを痛みの原因と考える整形がいままで多く存在してきましたが、最近では画像上の異常や、状態が痛みとは関係性が薄い!という世界の整形医の学会のような場所で発表されている。(某整形外科医報告書より)

また、整形外科医の中でも「痛みの原因は筋肉や関節のずれにある」と説く先生も現れ、健康保険適応外の診療を始めた医師もいる。言い換えれば、整体技術を医療の分野に広めようとする動きだ。
この医師の始めた調整法は、もともとある仙骨調整法によく似ている。また、筋筋膜リリース法などの理論も取り入れたような感も受ける。

どの調整法でも治ればいい。
整体やそれらの技術は調整法の名前こそ違えど、やっていることがもたらす効果は同じことが多い。
ただ、マッサージや揉む、叩く、バキバキといった調整法だけは、理論的に弊害が多いといえる。   

Posted by 石川 at 11:09Comments(0)

手のしびれ

2010年07月07日 手・腕

手や指先にしびれがある患者さんもよく来ます。
ほとんどの方は、整形で「異常なし」と言われてどうしたら良いのかわからず来院されます。

なぜ異常なしなのか。
考えられる原因は、
①整形で考えられているしびれの原因に当てはまる異常が見つからない。
②整形でどうしたら良いのか明確な答えが無い。

のどちらかではないかと考えられます。

そもそも整形の「痛み」や「しびれ」に対する原因の考え方は固執しており、現在でも世界中の整形外科医によって「これは違う」「これが正しい」などとやり取りをしている。
簡単にいえば、人の体は解明され切ってはいないということ。

つまり、あきらかに体がゆがんでいて、見た目からも体の異常がわかるのに、レントゲンやMRIによって骨や神経周囲に目立った異常がなければ、「異常なし」になってしまうのだという。


言いかえれば、整形では筋肉的な体の変化を見ることができない。


しびれというのは、何かしらの圧迫が神経に起きることで生まれる。
それが椎間板なのか、筋肉の影響なのか、姿勢の影響なのか、作業の影響なのか。
つまり、この神経の圧迫原因を取り除いてやる必要があるわけで、整形で異常が見つからない場合、つまり椎間板や骨に異常が見つからない場合は、ほとんどが筋肉の緊張異常によって神経を圧迫していると考えても良いと思う。

うちの患者さんで腕、指先にしびれがあった患者さんのうち、仕事をせずに安静が保てていた患者さんは、最短で2回でしびれが取れている。もちろん個人差も、症状の度合いもあるので、20回以上かかった患者さんもみえるし、40回以上通ってもしびれが取れなかったケースもある。そういった方の場合、仕事をしながらの調整が多く、こちらとしてもなかなか良くなっていかない症状に「もう少し安静を保ってほしい」と漏らしてしまうことも多々ある。   

Posted by 石川 at 09:47Comments(0)

腹痛と整体

2010年07月06日

人の体は、

① 体のねじれや歪みなどの形的な異常がもたらす内臓系の機能異常と
② 内臓系の負担からくる筋機能、運動機能の異常と
があると考えられます。

①の場合は、姿勢などが歪み、体がねじれを持つことで内臓を圧迫し、機能を低下させて起こる内臓系の異常。
②の場合は、刺激の強い食べ物を取ったり、お酒を飲みすぎたり、またウィルスなどの影響によって内臓機能が低下し、その影響によって神経機能の低下を招き、そこから筋機能が低下し姿勢をゆがめたり、腰痛などの痛みなどが起こるケースだ。

つまり、腹痛などの内臓系の異常が必ずしも内科的な異常から来るものではないということ、言いかえれば、整体で治る腹痛もあるということ。
特に生理痛などの症状は、整体でほとんどの場合が良くなる。
これは、排卵が左右交互に行われるというアンバランスな構造にあると私は考える。
片側の機能が強く働くことでねじれなどの異常が生まれやすい。排卵する機能にしても同じ神経機能を使っていることには変わりはないわけだ。
生理痛に関して言えば、他にも要因はたくさんあるが、長いので省略。

原因不明の腹痛や、胸の痛みなどは、病院で良くならなければ整体へ通ってみるのもいいのではないだろうか。   

Posted by 石川 at 09:20Comments(0)

パーキンソン

2010年07月02日 神経異常

パーキンソンといえば、手がぶるぶる震えたり、顔が小刻みに動いたりと、目に見てわかる症状がでます。
かつてのホソキカズコ氏もそのたぐいがあるのでは?という印象でした。

パーキンソンの関連記事としては、もう6、7年以上も前から「たばことコーヒーが予防になる」なんてことが言われています。
そのメカニズムは解明されていないとされてますが、3年くらい前に、「パーキンソン患者にたばこ、コーヒーを与えると症状が緩和する」という記事が書かれていた時に、確かカフェインやそのたぐいの分子構造?が神経伝達物質のドーパミンに似ていることから、カフェインやらがその役割をする?ようなことが書いてあった。


ちょうどそのころパーキンソン患者がみえていたのでその記事をよく覚えていましたが、最近になってそのことを思い出しまして、ひとつの考えが頭をよぎったんです。

カフェインが神経伝達物質の代わりに関与しるならば、瞬発力を必要とするスポーツ選手や、大事な大会の前にカフェインを取ることは、より動きやすくなるのではないか?
ということ。

そのことに関しては、実は過去に自分の体で実感したこともある。
若いころに歌を歌っていた自分は、寝不足やら、長寝した朝は、自律神経が不安定になり、声が出ないことが良くあった。そんな日は、コーヒーを一杯飲むと、自然と声が戻ってくることに気付いた。
多くの歌手がたばこを吸って「いい声が出る」という話もなんとなく頷ける。


そんなこんなで、仮定をしてみたが、「朝がだるい」「頭が働かない」という時には、コーヒーを飲んでみるのもいいかもしれない。
  

Posted by 石川 at 10:09Comments(0)

顎が鳴る

2010年07月01日 顎(あご)

顎が鳴ったり、かみ合わせがおかしかったり、そんな顎周囲の異常も整体で良くなるケースが多い。
基本的に顎が鳴るというのは、関節の状態が正常ではないと言えます。
なる原理は解明されていませんが、顎周囲の筋肉が正常でないと、正しく咀嚼運動ができないので、なる可能性が高い。

事務仕事をされる方に特に多いのが顎関節症。
顎関節症も同じように顎周囲の筋肉の状態が正常でないために起こることがほとんど。

顎周囲の筋肉の状態とは、たとえば右側の顎の筋肉が緊張状態にあり、下へ引っ張っているとして、左は逆に弛緩(緩んでいる)状態だったとすると、顎が斜めになってしまう。
この斜めの状態で咀嚼運動をすることで、関節に負担がかかり音が鳴ったり、かみ合わせがおかしくなったり、顎が開かなくなったりする。

こういう場合も、手や足から神経機能を使って調整をしてやると、顎周辺の筋肉の状態も正常に戻り、かみ合わせが治る。

顎なのに手や足?と思うかもしれないが、顎の筋肉も手や足の筋肉も、同じ脳から出る神経の支配によって緊張と弛緩を行っている。
つまり、一部の筋肉を整えることで、神経機能が回復し、体全体の状態が正常にもどってくる。

マッサージなどで、「肩だけ重点的に」「腰だけ重点的に」といった言葉をよく聞くが、はっきり言えば、意味がない。肩がこる原因は肩だけにあらず。腰の痛みの原因は、腰だけにあらず。
体全体の機能を回復させなければ、根本的には変わらないのだ。   

Posted by 石川 at 13:37Comments(0)

ヨガ

2010年06月28日

最近では、ヨガにはまる方も増えてきました。
一時期はパワーヨガ!とか、ものすごくハードなものまでありましたが
ここ最近は、見慣れたせいか、あまり目にする機会が減ってきたように思います。

患者さんの中に良く勘違いされる方も見えますが
ヨガが腰痛や肩こりにいい!
なんてことは、ほとんどありません。
現に、ヨガのインストラクターが腰痛と肩コリ、頭痛で通院されていますから。

ヨガもいろいろ奥が深いようで、元をたどればインドの…。
日本で行われているヨガの種類がどのようなものかはわかりませんが
気の流れを重視するところ
単純に体を鍛える目的にすり替えているところ
「健康」をうたっているところなど様々。

しかし、実際健康的なのかと言われれば、体をねじったり、無理な姿勢をしたりと、逆効果を生むことも多々。
ただ、中には腸の働きが良くなったりといった例も耳にします。
早い話、合う人もいれば、合わない人もいる。
それだけのような気もします。

整体学、解剖学的に見れば、無理な姿勢の多いヨガは腰痛や肩こりの元。
だから、何年もヨガをやってるインストラクターは、腰痛になってしまうのでしょうね。


趣味と健康は別問題なのでしょう。   

Posted by 石川 at 10:07Comments(0)

放射線治療

2010年06月25日 治療法

過去に放射線治療をされた方が見えました。
放射線治療をされた方を見るのは初めてでした。

その方は、右の肩を数カ月間放射線治療で当てたそうです。
もう30年以上も前の治療でしたが、現在でも、右の肩の筋肉は腱のような細い筋しかありません。
成長期の時期だったからなのか、昔の放射線治療が悪かったせいなのか…
このことによって、左右の筋肉の差が生まれ、頸椎(首の骨)がかなりずれてしまっていました。

たとえ、筋肉がなくなってしまい、機能的に低下を免れない場合でも、体は、他の筋肉を使って
同じように機能させることができると考えます。
ですから、右の肩の筋肉が左に比べて少なくとも、全体を調整することで、頸椎のずれは徐々に改善できると踏んでいました。

案の定、調整する前では、うつ伏せで首に痛みがありましたが、2回目からは楽にうつ伏せができるようになり、骨のずれも、数ミリずつ動いてる感じです。
最初は、骨のずれがはっきり見えていましたが、現在6回目で途中ですが、骨のずれは、前ほど目立ってはいません。
この調子で調整を続ければ、ずれがほぼなくなり、そのことによって、痛みなどの異常も改善できるはずなのです。

何十年と左右の差を作ってきた体ですから、少しずつしか良くなっていきませんが、確実に体は見えない変化を生んでいるのです。   

Posted by 石川 at 10:18Comments(0)

交通事故

2010年06月23日 交通事故

交通事故で、体に異常が出たケースのお話です。

事故後、体にぶつけた時の痛みがありましたが、しばらくしてその痛みが治まったので、治ったのだと思っていたそうです。
それからひと月ほどして野球をやった時から、徐々に肩と首の痛みが沸いてでてきたそうです。

そういったケースの場合の判断として
事故から少しの間は痛みが出ていなかったので、事故とは別に何らかの原因があって、痛みが出だしたのではないかと判断します。ただし、事故をしたことによって、何らかの異常も発生したという疑いも持ちます。

この患者さまの場合、1回~3回目までは、調整しても本人に分かるほどの変化も出ませんでした。
本人の痛みも残ったままですし、正直これで良くなるの?と自分も疑いたくなるほどの状況でした。
ただ、調整すると筋肉の緊張は緩み、猫背が取れ、形的な変化は調整する私にはわかりました。
しばらく週3回のペースで通っていただいたある日、患者さんがこんなことをいいました。


「ここ最近、朝激痛で動けなくなることがなくなりました。」


調整回数12、13回目くらいの時でした。
ちょっと一安心。

「継続は力」ではありませんが、回数を重ねないと変化の出ない症状もあります。
まして、事故の衝撃が生んだ異常は、目に見えないものだったりします。

この患者さまの場合、整形外科へかかって言われたことは
「骨に異常はないね。」「自然に治るよ」だそうです。
整形外科や接骨院では分からないような症状はいっぱいあります。
もちろん当院でもわかるわけではありませんが
本来の姿勢や形、動きを調整によって徐々に取り戻すことで、回復する機能も働き
健康な状態へ導けるのだと考えています。   

Posted by 石川 at 11:52Comments(0)

陸上選手と体のねじれ

2010年06月22日 浜松市整体院

体にねじれがある場合、ねじれが少ない人に比べて短距離走、長距離走のタイムが違う。

わかりやすく説明すると
たとえば、骨盤が右側が前へねじれ、左側が後ろへねじれていた場合、
右足を出す時の右足の筋力負担、距離、腰の筋肉の力の具合と
左足を出す時の左足の筋力負担、距離、腰の筋肉の力の具合には、大きな違いがでてくる。
そうした場合、左足に余分な筋力と、腰部の余分なねじりを加えながら走らなければならないため
自然とタイムは落ちる。

別のたとえをすれば
骨盤がねじれている場合、足の運動としては、斜めに歩いているのと同じことになり
真っすぐ歩く人に比べ、余分な体力が生じる。
つまり、毎回修正をしながら歩かなければならなくなる。

短距離の場合、タイムにコンマ何秒の差が生まれ
長距離の場合、健康体な体に比べ、疲れやすいのでタイムは伸びない。

という結果がでやすい。


現在では、そういった体のねじれも考慮され、プロのサッカー選手養成チームでは
左右の筋力差をなくすようなトレーニング方法が取られつつある。
サッカーに限らず、ゴルフでも、野球でも、陸上でも同じなのです。   

Posted by 石川 at 09:51Comments(0)

オスグット

2010年06月21日

若いころによく起きる膝の痛み

運動を過度にしすぎると、膝の筋肉が過緊張を起こして、膝の骨(厳密にはすねの骨)を引っ張りすぎて
骨が剥離骨折を起こした結果だとも言われるオスグット。
私も、小学生のころに運動のしすぎでオスグットになり、正座で膝が床に当たると、強烈に痛みが走る時期がありました。

サッカーを習わせる子供には、それなりの体のケア(メンテナンス)が必要。
それを放置して、練習ばかりさせていると、オスグットを引き起こす。
オスグットは、見た目にもわかる。
膝下の骨が、正常な人よりも膨らんでくるからだ。

オスグットを予防するには、運動後のメンテナンス、調整が必要になってくる。
いち早く乳酸を散らしてやり、体のねじれをとってやること。
体のねじれが走るスピードに影響を及ぼす。
その話は、また次回。   

Posted by 石川 at 10:57Comments(0)

足を組む

2010年06月18日 足(下肢)

意外とやってしまうのが、足を組む姿勢。
足を組む姿勢が悪いと分かっていながらも、体がねじれているために、組んだ方が楽に感じてしまう。そんな方多いと思います。

じゃあ、実際にどのくらい悪いのか、何に悪いのか、感じてみてください。


まず、足を組んだ姿勢で、深呼吸してみてください。
次に足を下ろした状態で、深呼吸して見てください。
お腹のあたりのねじれを感じますか?
吸える空気の量の違いがわかりますか?

足を組むことで、内臓系にもものすごく影響しています。
肺の機能を低下させることで、酸素がうまく体中に行きわたらなくなり、考えても頭がぼーっとしたり、末端の手足のしびれや、むくみを生んだりします。

足を組みたくなる=体がその方向にねじれているから
ということですので、体のねじれを取ってやることが大切です。

一度体をリセットさせてみてください。   

Posted by 石川 at 09:41Comments(0)

健康体操はやめて!

2010年06月17日 浜松市整体院

腰痛や肩こりで来院された方が
調整後にほぼ症状が取れて、体が楽になったと言う。
しかしながら、まだ深部に異常が残ってる場合は、2~3日の間にもう一度調整に来てもらうことにしている。

3日くらいして、また来院するとこんなことを言う人がいる。
「調整してもらって、夜にまた痛みが出た。」
「整体じゃ治らん!」
などと言いがかりをつける。

調整後に体が楽になって、痛みも引いたのだから、そこでは治ってきている段階にあったわけです。
ところが、その方の調整後の過ごし方によって、また悪化させてしまったのです。
そういう方の場合、詳しく聞いてみると

◆自宅に帰ってから、健康体操をした。ストレッチをした。マッサージをした。
◆テレビを横になって見ていた、ソファにもたれて見ていた、あぐらをかいていた。
◆本をうつむいて読んでいた、2時間くらい読んだ、寝ころんで読んだ
◆パソコンをやっていた。

など、せっかく調整して体が治ろうとしているところに、また自らねじれや姿勢の悪化を招いているケースが多い。

健康体操も、ストレッチも、マッサージも、体を整えるものではありませんし、そもそも検査できてますか?
自分の体がどういう風に壊れていて、どうすれば治るかわかりますか?
右肩が傾いていたら、左肩を傾ければいい!なんてレベルの構造を体はしていませんし、そもそもそんな簡単に体は戻ってはくれません。

何年も何千人も患者さまを見てきてわかることは、毎日少しずつ壊してきた体は、少しずつしか治っていかないということ。
まずは、今の生活スタイルから見直してみてください。   

Posted by 石川 at 09:41Comments(0)

産後の矯正

2010年06月16日 産後

産後の矯正は、今後の生活に影響する大事な調整です。
無理にバキバキしてしまうと、後遺症が残る原因にもなりかねません。

一番大事なことは、無理な姿勢は取らない
そして、次にしっかり寝ること。
これには旦那さんの協力、あるいはご家族の協力が必要になるでしょう。

産後は無理せず、少しでも痛みを感じたり違和感を覚えたら、すぐ調整することが大事です。   

Posted by 石川 at 11:47Comments(0)

産後の骨盤ベルト

2010年06月15日 産後


産後にする骨盤ベルト、最近では良く見かけるようになりました。
でもあれって本当に必要なの???

骨盤ベルトが無かった昔は、そんなもの無くても普通に生活できてましたよね。
現代人だから必要なの?
ちょっと違う気がします。

骨盤ベルトの主な役割は、産後の開いた骨盤を閉めるためのもの。
緩んだまま固まってしまうと、ウエストが太くなる!と気にする女性が多いためだと思いますが。
実は、骨盤ベルトが逆に体の異常を生む原因になることもあります。

骨盤ベルトもコルセットも同じですが、ウエスト周りを強く圧迫します。
たとえば、腕を同じように圧迫して見てください。
指先の方から血の気が引いて、指先の体温が下がり、しばらくするとかるくしびれてきます。
これと同じことを骨盤で行えば、足先の冷えはおろか、しびれや痛みが生まれる原因になります。

何事もほどほどに。   

Posted by 石川 at 13:59Comments(0)

産後の骨盤矯正

2010年06月14日 産後

産後の骨盤矯正はやってますか??
と良く聞かれますが、産後でなくとも、産前でも体全体を調整してます。

困ったことに、いつからか産後の調整というと「骨盤」というキーワードしか出なくなってきていますが、骨盤だけ整えても意味はありません。
骨盤がゆがむと、体全体がゆがみますので、骨盤だけではなく体全体を整えないと、産後の調整とは言えません。

産後は骨盤が緩んでいて、半年くらいの間に縮み固まります。その間に骨盤がゆがんでしまったりすると、ゆがんだまま骨盤が固まり、その時に生まれた腰痛や体の異常は、一生引きずります。(次の出産まで)

つまり、産後の調整は産後1週間~半年くらいの間に行う必要があるわけです。
調整の頻度については個人差があります。
不調をそれほど訴えない方の場合は、月に1回~2回くらいの頻度で調整しておけば、とりあえず安心できるかと思いますし、以前通っていた患者さまの場合、産後から「歩けない」、「子供がだけない」ほどの腰痛、背中の痛みを持ってましたから、週に2回以上を3カ月ほど繰り返してました。

当時、その方は走ることはおろか、子供を抱くこともできませんでしたが、3か月ほどして走れるほどになりました。
それを見た旦那さんが、整体を勉強したいと言って、うちに一時期勉強に来ていました。
その彼が、6月に自分の店を持ってOPENしたそうです。
これも縁ですかね~

産後のベルトなどについては、また次回。   

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かみ合わせ

2010年06月11日 顎(あご)

噛み合わせがおかしくなって、徐々に痛みが出始め、気がつくとカクカク音が鳴るようになる。
こういったものも整体で大半は良くなる。

そもそも顎のかみ合わせがずれてしまう原因が、首や頬の筋肉にあるからだ。
首の筋肉に異常が生まれると、自然と肩にも異常が連動する。これは肩から首へ筋肉が付着しているからで、肩が片側下がったりすると、首の位置や、向きがずれる。
首の位置や向きがずれると、右左見た時に、むきやすい側と向きにくい側が生まれやすくなる。(うつ伏せで試すと分かりやすい)

首の筋肉も使って顎の咀嚼(そしゃく)運動をするので、片側の筋肉が異常に引っ張ったりすると顎の咀嚼運動がスムーズに行われなくなる。
これは、歯並びや骨格のせいではない。(まれに先天性で骨格がおかしな人もいる)

先先日記事にしたように、広背筋の緊張に左右差があると、肩は下がったり上がったりしやすくなる。(もちろん他の筋肉の影響もある)
つまり、仙骨もずれる。
だから、「仙骨を調整すると顎関節も治る!」と唱える整体もある。
それも一理ある。

仙骨に限らず、全部の部位の調整をするからこそ、再発しにくい体に戻すことができるわけで、仙骨だけ整えたとしても、他の部位がずれたままでは、すぐに戻る。筋肉の緊張状態も同じ。


また、話がそれましたが、かみ合わせは先天性でなければほとんど整体で良くなる。   

Posted by 石川 at 09:39Comments(0)

ぎっくり腰(びっくり腰)

2010年06月10日

先週末にぎっくりをやってしまい、今週になって来院された患者さまがいます。

以前にも記事にしましたが、ぎっくり腰は痛みが出てからすぐ調整すれば、すぐ治るケースが圧倒的に多いです。
逆に数日経ってから調整する場合は、1回では治らないくらいこじれてるケースが目立ちます。

今回の患者さまの場合は、過去に椎間板ヘルニアの手術をしてあり、腰椎が異常なほどねじれてました。
それもあってか、治りが悪いのではないかと思ってましたが、なんとか本日3回目でほぼ痛みはひきました。

ぎっくり腰は時に「びっくり腰」と呼ばれることもあります。びっくりした拍子に痛みがズキーンと走ることに由来していますが、こういったケースはまれです。w
ぎっくり腰の痛みは、過去に前記したように人それぞれ箇所も強さも、原因も違います。専門家である整形外科の話では、神経に炎症がおこる場合、筋肉に炎症がおこる場合、ただ単に筋肉の緊張が神経を圧迫しているだけの痛みの場合などがあるそうで、我々整体で1回で治まる痛みの原因は、筋肉の緊張が神経を圧迫している時だけです。
神経や、筋肉に炎症が起こっている場合は、1回で治まることはありません。炎症はどんな方法を使っても治すのは自分の体以外にないわけですから、調整して次の日くらいから痛みはひきます。

炎症の場合の痛みは、調整をしないで放置しておくと、歩いたりする度に炎症を強めたりして、悪化させることが多いです。
ぎっくり腰で、安静にして2,3日で痛みが無くなるケースは、筋肉の緊張による神経圧迫痛が多いようです。
また、炎症の場合でも、2、3日寝たままでいれば、多少回復しますが、炎症を作っている体のねじれなどの異常が取れていないと、なかなかひいてはくれません。

なんにしても、放置せず、早め早めの調整が早期復帰を実現できますね。   

Posted by 石川 at 10:26Comments(0)

狭窄症

2010年06月09日 狭窄症

狭窄症といっても、頸椎(首)に起こるもの、腰椎に起こるも、まれに胸椎に起こるものもあります。
どの部位だからどう!といったことはありませんが、狭窄症は、整体で十分効果が期待できるものです。
といっても、すべての整体がそうだというわけでもなく、根本療法を得意とする手技であればのお話ですが。

そもそも狭窄症が生まれてしまう原因が、骨を動かしている筋肉に起因するということ。
筋肉は関節を動かし、姿勢や動きを作ります。姿勢や動きが関節に負担を加えると、一般的な「ずれ」というものが生まれます。良く耳にするのが、骨盤のずれ。だから、「骨盤調整法」「仙骨調整法」といった調整法が生まれました。
ですから、それらの調整法は間違いでもありませんが、その部位だけが全部の原因かというと、少々視野の狭いとらえ方だと言わざるを得ません。 たとえば、仙骨がずれるには、もちろん臀部(お尻)の筋肉の影響が強いですが、実は広背筋という腕に付着する筋肉ともつながっています。
つまり、肩が片側下がったり、上がったり、肩が前後にずれたりしている方の場合、仙骨もずれている可能性を否定できませんし、仙骨がずれているから肩がそろわないのかも知れません。 どちらが先だということもなく、どちらも整えなければならないということ。

こんな書き方をすると、どこかのテレビ番組のように、広背筋の異常が体を壊す!?なんて思われるかもしれませんが、広背筋だけが肩や仙骨を動かすわけでもありません。他にもいろんな筋肉があり、お互いに影響し合って体の姿勢や動きを作っています。

さて、狭窄症についてですが、結局、筋肉の緊張異常などが背骨の負担を強め、ズレやヘルニアを生み、狭窄症を生むと考えます。よって、根本的な原因は筋肉の緊張異常であり、さらには、筋肉の緊張をコントロールしている神経の異常であると言えます。

機能学整体では、この神経の異常を筋肉の緊張をコントロールすることで整えます。
狭窄症部位周辺の筋肉の緊張異常がなくなれば、狭窄が弱まり、痛みは消えてきます。

問題は回数です。
必ずと言っていいほど狭窄症をつくってしまったあなたの体は1回の調整では期待したほど回復はしません。せいぜい、少々楽になった?くらいです。
ですが、調整を繰り返すうちに、知らず知らず体は変化していきます。 これは痛みと比例はしませんが、調整している私たちは、その変化を見ながら経過を把握しています。
1回でも狭窄が無くなり、形が整う方。
10回目でようやく狭窄が消えた方
20回目にして痛みが無くなった方
回数を追うごとに歩行距離が延びた方など様々です。

大切なことはあきらめないこと。
あきらめなければ、手術なしでも改善できる狭窄症は多数存在します。   

Posted by 石川 at 10:36Comments(0)

パーキンソン

2010年06月08日 神経異常

だいぶ以前にパーキンソンの患者さんが見えました。
パーキンソンは整体では治りません。

その患者さんは、パーキンソンだけど腰痛持ちで、腰痛の治療にみえてました。

パーキンソンは、神経伝達物質のドーパミンの不足によって起こる機能異常で、整体で良くなるレベルの異常ではないです。

さて、パーキンソン患者の腰痛は少々大変です。
何せ、神経機能の異常がパーキンソンを引き起こしているのですから、神経で動く筋肉の調整も一筋縄ではありません。
調整している最中でも、パルスのように時折筋肉に緊張が走ります。

どうにかこうにか30分かけて調整すると、幾分体が楽になったと喜んでもらえます。
マッサージに行っても、鍼に行っても効果がなかったけれど、ここへ来て良かったと言ってもらえると、頑張った甲斐があります。

  

Posted by 石川 at 11:40Comments(0)

次の日から軽くなる。

2010年06月07日 浜松市整体院

機能学整体の調整は、もちろんすぐに効果が出る場合もありますが
症状の重い方の場合、調整後痛みなどが一時的に強まったりし、次の日くらいから急に軽くなる場合があります。
これは体のねじれなどが、急に正常に戻ろうとする時に、今までとは違った形(本来の形)に戻ろうとして負担が強まるためです。そして、本来の形になって数時間すると、血流などがよくなり栄養分などが運ばれ機能が回復するのです。

残念なことに、調整後すぐに痛みが消えないと、治らないと勘違いして来なくなってしまう患者さまもいます。重症な症状ほど、すぐには治りません。もっと症状と向き合ってみてください。   

Posted by 石川 at 11:57Comments(0)

頻繁に調整が必要なわけ

2010年06月04日 浜松市整体院

痛みや、しびれなどの症状をつくった体は、特別何かしたわけでもなく、普通に生活していて発症するものです。それは、言いかえれば、じわりじわりと『壊れ』が積み重なって現れたのだと言えます。
治療も同じように、じわりじわりとしか治っていきません。(一概ではないですが)

調整が頻繁に必要なわけは、風邪薬同様に、
1日3回治す時間(薬を飲む)を設けるのか
一週間に一度しかお薬を飲まないのかの違いに似ています。
毎日お薬を飲んだ方が効果がでるのはなぜですか?

整体も同じです。
毎日、あるいは一日2度3度調整すれば、それだけ早く良くなりますし、回数もかかりません。
「治す!」という強い意欲を持っているのならば、信頼して通われることをおすすめします。   

Posted by 石川 at 10:55Comments(0)

椎間板ヘルニア

2010年06月03日

椎間板ヘルニアの多くは、整体でも十分治療効果がだせるものです。

と、まあ、治療効果はでますし、痛みもなくなったりしますが
そういう記事を見てくる患者様の多くは、1回で治ると勘違いしてきます。
残念ながら、椎間板ヘルニアをつくってしまうほど酷使したあなたの体は、1回や2回で元に戻るほど簡単な壊れではありません。

以前通ってた椎間板ヘルニアの患者さまで、最短で回復された人は、1日2回(13時と14時半に)調整を5日連続通って、トータル10回調整して、通常の生活に戻れました。

椎間板ヘルニアという症状が、皆同じくらいの重症度ではないことはご存知かとは思いますが、軽い椎間板へルニアであれば、もう少し早く回復する場合もあると考えてます。
また逆に、ひどい椎間板ヘルニアの場合、20回では効かないのではないかとも考えます。

いずれにせよ、手術が嫌ならば、全部こちらに任せるつもりで挑んでいただければ、85%(腰痛やヘルニアが手術以外で治る確率を整形外科が説いた数字)は整体で治せると感じてます。
また、治療に専念できる方ならば、一日中治療院に居ていただき、随時(1時間ごとくらいに)調整していく形を取ってもらうと、かなり早く回復できるかと思います。

なぜ、そんなに頻繁に調整が必要なのか?!
その話は、また次回。   

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枕は何がいい?

2010年06月02日

良く聞かれますが、前回も書いたように、何もないのが一番良いのではないかと思います。
しかしながら、体がゆがんだり弱ったりしている人には、枕がないと辛くて寝付けないものです。
そこで、バスタオルを用意します。
バスタオルを2重、3重に折り曲げ高さを3~5cmくらいにします。
これで寝てください。

いろんな枕がありますが、高さを調整できないという点では、あまり良くないですし
簡単に沈んでしまう低反発などは、ほとんど意味を持ちません。
また、そばがらも良いのですが、高さが高いものが多いので、あまりお勧めもしません。

とにかく枕はお金をかけずに!が鉄則ですかね。   

Posted by 石川 at 21:00Comments(0)

低反発枕

2010年06月01日

低反発枕は体に悪い。

「でも気持ちいいし、寝やすい」
「自分の形に合った枕をつくってもらった。」

など、いろいろ聞きますが、低反発枕が体に良ければ、医療現場でも使われています。
そもそもなぜ低反発枕が体に悪いのか

人は、一日のうちに体にねじれなどのわずかなズレをつくります。
このズレを寝ている間に治そうとするのが、寝がえりであると言われています。
また、寝がえり意外にも、寝ている人を見ていて、「びくっ」っと手が動いたりするところを見たことはないですか?
あれも、脳の神経が筋肉の緊張を整えようとしているからだと考えられています。

つまり、寝ている間は、体はフリーであるべきなのです。
低反発枕は、その寝がえりや筋の緊張状態を整える邪魔をしてしまい、結果として悪化させます。

また、枕自体がUの字型になっている枕も良いとは言えません。
これも、首を圧迫し、血流の妨げをつくる原因になったり、寝がえりの邪魔をします。
これらの枕を使用すると、寝ちがいが多く発生します。
また、低反発を使い出して1週間ほどで、「頭痛が出た」という患者さまもみえました。

値段が高ければ良い枕というわけではありません。
ほどほどにしましょう。   

Posted by 石川 at 11:30Comments(0)

枕の話

2010年05月31日

良く聞かれることに、枕の話がある。

「どんな枕がいいんですか?」
「低反発使ってます!」
「テンピュールです!」
などなど

枕は、正直言って、使わなくても大丈夫です。
むしろ、枕がないと寝れないというのは、体が壊れている証拠。
人は体が弱ってくると、赤ちゃんのように丸まります。
これは、防衛本能?なのかもしれませんが、寒さから守る時も丸まり
熱でうなされる時も丸くなり、雨から逃れる時も無意識に丸くなる。

丸くなるということは、弱っている合図なのかもしれません。
ゆえに、枕で高さをつくり、少し丸まった形をつくったほうが、寝やすくなります。
つまり、弱れば弱るほど、枕は高い方が寝やすくなり
究極は、横向きになって丸まります。

低反発などの枕ははっきり言って体に悪い。
この話はまた次回。   

Posted by 石川 at 11:46Comments(0)

寝違い

2010年05月30日

寝違いは、起きて間もないころに調整すれば、ほとんどすぐ治る。
寝違いのメカニズムもあるのですが、おおざっぱに言えば、ねじれの悪化。
単純にねじれさえとってしまえば、すぐに痛みは治まる。

寝違いは、その日一日痛みをもったままにしてしまうと悪化する。
要は、使えば炎症が生まれ、ひどくなるからです。

そもそも寝違いを起こしやすいほどに体が疲れをためているというのも一理あり
しょっちゅう寝違いを起こしてしまうような人は要注意。

枕が悪いのだと、いろんな種類の枕が生産されていますが
一番いいのは、枕を使わないでも寝られる体になること。

枕のお話は、また次回。   

Posted by 石川 at 12:31Comments(0)

腱鞘炎

2010年05月29日 腱鞘炎

整体で、腱鞘炎も治すことに貢献できる。
あくまでも貢献というレベル。
腱鞘炎の多くは、仕事や過度な負担によって腱鞘が炎症を起こしてしまっている状態なのだから、その作業や、負担を減らさない限りは、炎症は消えてはくれない。
整体でできることは、単純にねじれを取ってやること。
腱鞘の中を通る腱が、ねじれなどによって負荷がかかり、炎症が起きていると考えた場合、このねじれなどを取り除いてやることで、炎症をつくっていた原因が無くなり、炎症が引きやすくなる。
単純にいえば、調整後、その部位を使わなければ、数回調整しながら様子を見れば治まるといえる。
腱鞘炎と同様ばね指は、見事にその場で治まる。あまりひどい場合は、すぐには消えないが、いくらかスムーズになる。

こんな話をすると内科医や外科医、接骨院などの医療の勉強をしてきた先生方にばかばかしいという目で見られる、しかし現実なのだから仕方ない。西洋医学がいままで認めてこなかった東洋医学的なことは、今西洋医学発祥のアメリカでも見直しがはじまっている。
これが人の体のしくみなのだ。
西洋医学では、仕組みについて大雑把な器でしか見ようとはしない。筋肉はただ体を動かすだけの部品としか見ていない。筋肉が痛みや内臓系の異常をつくるなどと考えもしない。

経験はないだろうか?
話は聞かないだろうか?
いろんな科をたらいまわしにされた揚句、原因不明の症状でした。というはなし。
西洋医学の限界を感じないだろうか?

たかが腱鞘炎です。
調整して安静に保てば、炎症は治まって痛みは消えます。
(腱鞘炎以外の場合の痛みは除きます。)   

Posted by 石川 at 12:42Comments(0)

整体と接骨院て違うの?

2010年05月28日 浜松市整体院

たまに聞かれますが、全く違います。
接骨院の多くは保険診療が行えます。
中には、保険診療だけでは治らないことを知ってか、保険診療外に独自の整体法を取り入れたり、カイロプラクティクを取り入れたりしているところもあります。

接骨院の保険診療は、国が認定?した診察診療しかできないので、整形同様「治る」ための治療ではなく、保存療法(現状を維持させるための治療法)がほとんどです。さらに、各接骨院の治療度合いに格差が無いよう、機械で行える診療がほとんどになります。

現実的に考えて、機械が我々の体一人ひとりの具合を見てくれるわけではないので、機械で治せるかは、ちょっと難しいのではないかと考えます。また、電気治療がほとんどなのですが、高周波や低周波、低周波でもいろんなタイプがあるなど、一見どれがいいのかさっぱりです。一番いいものを我々に施してくれるならよいのですが、接骨院によって扱う治療器具がばらばら。結局どれも同じなのでは?と疑いたくなります。

うちに見える患者さんの多くは、そういった電気治療、保存療法に効果があまりないことを実感され、整体院を探したのだと話してくださいます。そういった接骨院離れを食い止めるため、接骨院も各院で独自の治療法を模索し出しています。

整体は、基本的に体を整え、体が本来の健康な機能状態になるように調整します。そのため、肩が痛いと言って調整にこられた場合でも、いつの間にか、便秘が治ったり、頭痛が取れたりします。   

Posted by 石川 at 14:26Comments(0)