2012年08月17日
整形外科・接骨院に通ってますが、腰痛が治りません。
>腰痛を患って数か月、整形外科(や接骨院)に通っていますが一向に回復しません。
>むしろ日に日に悪化しているようで、最近では足のしびれまで出てきました。
>このまま整形外科(や接骨院)で治療を続けても大丈夫でしょうか?
そういった質問がネットのあちこちで見受けられるようになりました。当 石川健康院でも、そういった相談の電話をいただくことが多々あります。

< 整形外科・接骨院では腰痛が治らない? >
もともと整形外科や接骨院で行う保険診療は「対処療法」といって、腰痛に対しては「その場しのぎ」や「症状を感じなくさせてごまかす」といった治療方法しかありません。(※湿布、牽引、痛みどめ、ブロック注射、マッサージなど)
症状の根本的な原因を診ることはまず ” 無い ” に等しいと思います。
また日本では牽引を行うことがありますが、欧米では以下の記事にあるように牽引は行われていません。
◆望クリニック整形外科院長 住田憲是 監修の書籍「腰痛」 (よくわかる最新医学)
では、『EBM(Evidence Based Medicine=科学的根拠に基づく医療)によって、牽引をしても狭まった腰椎の椎間板が広がる効果がほとんどないことがわかったため、現在、EBMに厳しい欧米では(牽引は)行われていません。また、温熱療法で腰部を温め、マッサージをしても腰痛には有効でないとEBMにより判定されている』としています。
「科学的に温熱療法も、マッサージも、牽引も腰痛には有効ではない」とされていながらも、日本では今もそれらの療法を行うのはなぜでしょう?
整形外科では、レントゲンによって骨に異常が見当たらない場合、これといって治療法がありません。ですから痛みどめや湿布などの対処療法を行います。
接骨院においても電気を当てたり患部を温めたりマッサージをしたりしますが、これらが腰痛には科学的に有効でないとされているわけです。
では、腰痛になったらどこへ行くべきなのでしょう?
先ほどの整形外科医監修の書籍「腰痛」にも記載されていますが、整形外科の治療では改善できない腰痛は民間療法で改善できるとしています。
腰痛 (よくわかる最新医学)
書籍の中では「AKA博田法」を推奨していますが、行っていることは民間療法と同じです。
というのも、保険診療外診療(1回1万くらい?)であることや、理論や施術法に関してもかなり民間療法に類似しているからです。
上記法の場合仙骨のみに焦点を当てていますが、人体の場合症状の原因に焦点を絞ることは必ずしも必要ではないと感じています。
” 機能学整体 ”の場合、足の施術でも首を軽くできますし、手を施術して足を軽くできるわけですから、身体の一部位のみに原因を見出してしまうのは、「木を見て森を見ず」なのではないかと感じるからです。
上記書籍を読ませていただきますと、整形外科医も民間療法に力を入れ始めたと言っていいと思います。
整形外科もまた「患者さまを治してあげたい」と思う気持ちがあるということが、個人的にはうれしく感じています。
結局どんな治療法であっても、患者さまにとっては「回復させてくれれば」どこの治療院であっても良いわけです。
腰痛で悩んだら、お近くの整体院を訪れてみてはいかがでしょうか?
機能学整体 石川健康院 | 静岡県浜松市
>むしろ日に日に悪化しているようで、最近では足のしびれまで出てきました。
>このまま整形外科(や接骨院)で治療を続けても大丈夫でしょうか?
そういった質問がネットのあちこちで見受けられるようになりました。当 石川健康院でも、そういった相談の電話をいただくことが多々あります。

< 整形外科・接骨院では腰痛が治らない? >
もともと整形外科や接骨院で行う保険診療は「対処療法」といって、腰痛に対しては「その場しのぎ」や「症状を感じなくさせてごまかす」といった治療方法しかありません。(※湿布、牽引、痛みどめ、ブロック注射、マッサージなど)
症状の根本的な原因を診ることはまず ” 無い ” に等しいと思います。
また日本では牽引を行うことがありますが、欧米では以下の記事にあるように牽引は行われていません。
◆望クリニック整形外科院長 住田憲是 監修の書籍「腰痛」 (よくわかる最新医学)
では、『EBM(Evidence Based Medicine=科学的根拠に基づく医療)によって、牽引をしても狭まった腰椎の椎間板が広がる効果がほとんどないことがわかったため、現在、EBMに厳しい欧米では(牽引は)行われていません。また、温熱療法で腰部を温め、マッサージをしても腰痛には有効でないとEBMにより判定されている』としています。
「科学的に温熱療法も、マッサージも、牽引も腰痛には有効ではない」とされていながらも、日本では今もそれらの療法を行うのはなぜでしょう?
整形外科では、レントゲンによって骨に異常が見当たらない場合、これといって治療法がありません。ですから痛みどめや湿布などの対処療法を行います。
接骨院においても電気を当てたり患部を温めたりマッサージをしたりしますが、これらが腰痛には科学的に有効でないとされているわけです。
では、腰痛になったらどこへ行くべきなのでしょう?
先ほどの整形外科医監修の書籍「腰痛」にも記載されていますが、整形外科の治療では改善できない腰痛は民間療法で改善できるとしています。

書籍の中では「AKA博田法」を推奨していますが、行っていることは民間療法と同じです。
というのも、保険診療外診療(1回1万くらい?)であることや、理論や施術法に関してもかなり民間療法に類似しているからです。
上記法の場合仙骨のみに焦点を当てていますが、人体の場合症状の原因に焦点を絞ることは必ずしも必要ではないと感じています。
” 機能学整体 ”の場合、足の施術でも首を軽くできますし、手を施術して足を軽くできるわけですから、身体の一部位のみに原因を見出してしまうのは、「木を見て森を見ず」なのではないかと感じるからです。
上記書籍を読ませていただきますと、整形外科医も民間療法に力を入れ始めたと言っていいと思います。
整形外科もまた「患者さまを治してあげたい」と思う気持ちがあるということが、個人的にはうれしく感じています。
結局どんな治療法であっても、患者さまにとっては「回復させてくれれば」どこの治療院であっても良いわけです。
腰痛で悩んだら、お近くの整体院を訪れてみてはいかがでしょうか?
機能学整体 石川健康院 | 静岡県浜松市
Posted by 石川 at 15:14│Comments(0)
│腰