2012年08月07日

椎間板ヘルニアも 整体で良くなった。どうして?

椎間板ヘルニアも 整体で良くなった。どうして?

腰痛で歩けないくらいになってしまい、整形外科で診察を行ったところ「椎間板ヘルニアのため即入院、手術です。」と言われ、心の準備もできていなかった患者さんは、その場では手術を待ってもらい、あわてて病院を出てきたそうです。

少し強引な整形外科の医師だったようですが、患者さんの椎間板ヘルニアはひどい状態のようでした。


たまたま当院を訪れた患者さんは、当初歩くのもやっとの状態。
病院では車イスで移動していたそうです。

施術前の写真一番左の状態を見ると、腰が伸ばせないくらい痛みが出ているのがわかります。
真ん中は施術2回目の写真。(1日2回の施術を2時間の時間を空けて行いました。)
来院時よりも背筋が伸ばせるようになり、痛みが少しずつ軽減しているのがわかります。

一番右の写真は1日2回の施術を6日間、合計12回施術した時の写真です。
背中も楽に伸ばせるようになり、歩行時の痛みはほとんどなくなっています。
その後2週間ほど施術を毎日繰り返し、走れるくらいに症状は改善しました。



椎間板ヘルニアであっても、痛みさえ消えてしまえば通常通りの生活が送れます。
飛び出してしまった髄核がもとに戻ることはありませんが、痛みは整体でも改善させることが可能だと言えます。

椎間板ヘルニアを患ってしまうと、「手術しかない」かのようなことを医師から言われることがありますが、実際はそうではありません。椎間板ヘルニアの何割かは、手術をせずそのまま安静にしておくことで症状は消えるという整形外科の記事もあります。


椎間板ヘルニアの症状が整体で良くなるのは、腰痛などの症状がヘルニアが原因で発症しているわけではない可能性が高いからです。
例えば、身近に発症する腰痛は椎間板ヘルニアを発症させていなくても生まれる痛みです。
坐骨神経痛も椎間板ヘルニアが発症していなくても生まれる症状です。
痛みと椎間板ヘルニアが=(イコール)でない限り、「椎間板ヘルニアの発症=腰痛などの症状」とは言えないのです。
現に、整体によって症状がなくなった椎間板ヘルニアの患者さんは多数います。

整体では、基本的に身体のねじれや傾き、筋肉の過緊張や弛緩などの状態を正常な状態に導いているにすぎません。
決してヘルニアを治しているわけではありません。
ヘルニアを治しているわけではないのに症状が改善できたのは、椎間板ヘルニア以外に腰痛などの症状の原因があったことを意味します。



整体では症状や病名にとらわれず、身体の本来の機能を取り戻すことを目的とします。
椎間板ヘルニアに限らず、様々な原因不明の症状も時に改善させることも可能だということがいえそうです。


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