身体って歪むの?意識すれば治せない?

2013年02月01日 浜松市整体院


先日腰の痛みで来院された、ふるーいお付き合いの患者さん。

年末の大仕事で腰を悪くし…
自力で治そうとして、ひと月放置。

結果

悪化。



どれどれ、どの程度壊れているのかと見させてもらうと…

※ 左:施術前 右:施術後


おお、これはひどくねじれてます。。。
まず左の施術前ですが、顔の位置と胸の位置がおかしなことに。。。
骨盤が傾いて体全体がSの字に。

これじゃあどう頑張っても自力じゃ無理っぽい。。。

そう、友人にも先日同じことを言われたと患者さんが言っていました。w

施術後の右側の写真を見れば違いは一目瞭然?
赤色の線でボディラインをなぞってみましたが、かえって見づらいかな?と思い、そのままの画像も添付。




自分の身体の歪みはなかなか気づけるものではないので、痛みなどの症状がでてきて初めて気づきます。
身体が少しでもおかしいな?と思ったら、お近くの整体院の門を叩いてみてはいかがでしょうか?   

Posted by 石川 at 16:23Comments(0)

牽引の効果はありますか?

2012年12月12日 浜松整体

先日内科の先生が来院された際に

「牽引ってどうなんですか?」

と質問されました。

この内科の先生とは、よく整体や症状、身体の仕組みについてよくお話をするのですが、今回はその牽引についてお尋ねがありましたので、私なりの考えをお伝えさせていただきました。

牽引は欧米では現在は行われていないらしく、効果もさほど見受けられないという結果が出ているそうです。
※望クリニック整形外科院長 住田憲是 監修の書籍では、『EBM(Evidence Based Medicine=科学的根拠に基づく医療)によって、牽引をしても狭まった腰椎の椎間板が広がる効果がほとんどないことがわかったため、現在、EBMに厳しい欧米では(牽引は)行われていません。』とされています。




もともと椎間板ヘルニアなどの患者さまに行われていた牽引ですが、椎間板の間隔が広がる効果がほとんどないため結果として牽引を行う必要があまりないのではないかということ。

椎間板の間隔が狭まってしまうのは、骨と骨とをつなげて固定している筋肉が、異常な緊張を持ち、骨と骨の関節を動かしづらくするほどに固くなってしまったことにあります。
つまり、関節を広げる=動きやすくする ためには、筋肉の緊張を緩めることが大切で、筋肉の緊張をないがしろにして無理やり引っ張ってしまっても効果は伴わなくて当たり前だということなのだと思います。

とはいえ、牽引をすると「気持ちがいい」「良くなった」と感じる人もいて、一概に牽引が「効果が薄い」と言い切れるものではないことも認識しています。

石川健康院に訪れる患者さまの多くが、牽引でも良くならなかった患者さまばかりなので、患者さまから教えていただく限りの牽引の効果としては「悪化」がダントツです。
「悪化」といいますと、どんなふうに悪化したのかが気になるところです。
当院の患者さまの意見はこうです。

1、牽引後、牽引台から起き上がれなくなってしまうくらい腰が痛くなった。
2、首の牽引で気持ちが悪くなり、めまいがした。
3、毎週のように牽引に行ってみましたが、徐々に痛みが増してきました。


お話を戻してみましょう。
骨と骨をつなぐ筋肉が過緊張を起こしているわけですから、これを緩めなければなりません。
牽引は、この緊張した筋肉を無理やり引っ張って緩ませようとするわけですが、ここで大きな矛盾が生まれます。

人の体は腱紡錘、筋紡錘という二つのセンサーによって筋肉の緊張・弛緩のコントロールを行います。
あるときは筋肉が引っ張りの強さで引きちぎれないように強く収縮させたり
あるときは腱が引きちぎれないように筋の緊張を緩めたりします。

むつかしい言葉を使えば求心性のIa線維によって脊髄に伝達され、筋が緩む・・・云々
となるわけですが、ここは割愛。

わかりやすく説明しますと、ストレッチなどで、急激に勢いを付けて筋肉を伸ばそうとすると、筋紡錘センサーが働いて筋肉がちぎれないように緊張させます。結果、勢いをつけてストレッチを行うと、体は逆に固くなります。

逆にゆっくり時間をかけて徐々に伸ばしていきますと、今度は腱が引きちぎれないように筋肉を緩めるように腱紡錘が働きかけます。
これらを伸張反射と呼ぶそうですが、スポーツ選手や運動オタクな方なら意外と知ってる雑学です。

そして、このことからもわかるように、ちょうど良い牽引のときには筋肉はゆっくり緩み関節が広がり効果が上がりますが
その患者さまの身体に合わない強さで牽引を行った場合、筋紡錘が働き筋肉は逆に緊張を強め、症状などを悪化させるのだと言えます。



わたしたち整体師は、そういった面からも「手」のみの手技であるべきですし、患者さま一人一人にあった強さ、方向、時間で調整を行わなければならないのだと言えます。

道具や機械を使ってしまっている整体屋さんには少し酷ですが、あまり良い方法とはいえそうにありません。。。




結論。


患者さまのお身体にあった強さで牽引できない機械は、悪化のリスクがあるためオススメはできません。

以上、石川健康院 院長石川でした~。   

Posted by 石川 at 19:42Comments(0)

ズボンの裏ポケットに財布を入れると…ゆがむ

2012年10月23日 浜松市整体院

先日、姿勢が気になるという患者さんが来院されました。
若いということもあってか、症状はほとんど感じておらず、時折腰が痛む程度だったそうです。
ところが、あまりに身体の歪みがひどく、真っ直ぐしていられなくなり来院されました。



左が施術前、右が施術後です。
後ろから見た感じでは何が変わったのかは、少し分かりづらいと思いますので、横からも撮影しました。



施術後に背筋が伸びているのがわかります。
比較する箇所を説明しますと

① 腰の丸み
② あごの位置

です。
特にあごの位置は施術前の時点では、お腹よりも前へ出ていましたが、施術後には同じラインくらいまで引っ込んできています。
これは猫背が改善したことを指します。


また、後ろからの写真でわかりますように、以下の点で身体のゆがみを確認できます。

① 腕と身体の間(脇の幅)が左右で異なり、身体(体幹)の歪みがよくわかります。
② 足先を重ねて正座してしまっており、片側のお尻を高くすることで骨盤を傾けバランスを取っている状態。


正座された際に脚を重ねてしまうのは、ねじれの証拠なのです。
1回目の施術後では、この強いねじれが取れきれませんでした。
このように長年の強い身体のねじれ異常は1度や2度の施術ではなかなか完全に取れきることができません。
結果を焦らないことが大事と言えます。



施術から3日後に再度来院されました。


施術前では、まだまだ脇の左右差はあります、足も重なっていました。
施術後、ようやく足の重なりが取れました。本人も驚いた様子でしたが、ねじれが取れると自然と足はそろってくるものです。


今回のケースでは、ズボンの後ろポケットへ財布を入れて車を運転したりしたことによって、骨盤が傾き、その傾きに合わせて筋肉の緊張が生まれたために強いねじれが生まれていました。
出来る限りズボンの後ろポケットには物を入れず座るようにしてください。
  

Posted by 石川 at 18:41Comments(0)

整形外科・接骨院で良くならなかった足腰の痛み

2012年10月13日 股関節

椅子に脚を掛け、上のものを取ろうとした際に誤って椅子から転倒。
それ以来腰に痛みを抱えて整形外科へ通院するも
「骨に異常はありません」
とのことで、ローラーに乗せられ、骨のお薬をいただいていたそうですが、3ヶ月間ほぼ毎日のように整形へ通われましたが、一向に改善しなかったそうです。

転倒から半年ほど経った頃から、腰の痛みが足へも広がり、いよいよ歩行にも支障が来たしはじめたそうで、近所の知人にご紹介いただいて当院(石川健康院)へ来院されました。



左:施術前
右:施術後

まず、施術前の状態を見ますと、ものすごく猫背なのが見てわかります。
転倒事故以来、立つのが大変になり、座りっぱなしでテレビを見ることが多くなったそうです。
実はこの座りっぱなしの状態こそが、症状の改善を遅らせる原因だったといえます。

テレビを見る時の姿勢がソファの足の部分を背もたれにクッションを挟み床に長座されていたTさん。背中を丸めた姿勢が楽だったためこの姿勢のまま何時間もテレビの前にいたそうです。
背中を丸めたまま長時間同じ姿勢で座っていますと、腰の筋肉が張りを強めます。
腰の筋の張りは腰からの神経を圧迫させますので、腰や足に「痛み」などの症状を生みます。

「骨に異常がない」
という整形外科の診察結果ですが、骨に異常がなければ他に原因があるわけです。その治療を行うべきだといえそうです。


幸いにもTさん、転倒から半年以上経ってからの来院でしたが、4回の施術で痛みが改善されました。
事故後3か月間の通院はなんだったのか…。私たちはもっとよく症状について、治療法について考えなければいけないのかもしれません。
  

Posted by 石川 at 11:22Comments(0)

「仕事に行きたくない~」鬱かな?と思ったら…

2012年09月20日 神経異常

まず最初にお断り。
記事の内容は臨床や自らの経験を元にしたもので、医師や学者ではありませんので断言するものではありません。


「仕事に行きたくない!」と思う朝がありませんか?

社会人であれば「仕事に」、学生であれば「学校に行きたくない!」なんて思う朝があるかと思います。
仕事の環境が悪いわけでもない、学校の仲間関係が悪いわけでもない、でも、朝起きるとやる気がでない。行きたくない、起きたくない。
こんな日がしばらく続くと、ほんとうに嫌になってしまいがちです。

これって鬱なの?


そう感じている方も多いかもしれませんが、これは鬱になる手前の状態だといえます。わたしの知り合いもこの繰り返しによって自律神経失調症になってしまいました。しかしなぜこのような状態になってしまうのでしょうか?
これらは決して、「仕事や学校に行かなければいけない!」という縛りから逃れたいがために生まれるものではありません。
心理的に逃げているわけでもないと考えます。
朝、このような気持ちになってしまうのは、身体がまだ「寝ていたい」「疲れを取りたい」と働きかけているためです。
つまり寝不足のためにこのような状態に陥りやすいのだと言えます。




引き起こす可能性のある症状

このような朝を何度も繰り返しているうちに、肩こり、腰痛、めまい、頭痛、吐き気、視力の低下などが発症または引き起こされることがあります。
その原因として、これらの状態に陥った方の姿勢が猫背になってしまいがちだからです。
自律神経失調症に近いこの状態は、身体の姿勢を保つための交感神経・副交感神経の働きが正常でなくなります。そのため、意志とはうらはらに背中が丸まり、「身体が重たい」と感じるほど猫背になります。(寝不足の日の朝、身体が丸まって身体が重たかった経験ありませんか?)

この猫背の姿勢のまま仕事や学校へ出かけてしまうと、一日中 身体に負担をかけます。
結果として腰痛や肩こり、頭痛、めまい、吐き気、視力の低下を招くものです。
つまり、この猫背を正してやる必要があるのと、これを繰り返さないようにする必要があります。

猫背はもちろん整体へ通えば改善してゆくものですが、日々の生活スタイルも同時に見直す必要があります。




改善するために

このような状況から抜け出すために以下の点に注意して生活をしてみるとよいでしょう。

① 夜更かしをしない
② 夜パソコンを控える
③ 寝る前にテレビやゲームを見ない
④ 寝る前に本を読まない
⑤ 睡眠時間を7時間以上、必要であれば8時間以上を心がける。
⑥ 寝る前に寝ながら携帯をいじらない

力仕事をされている方は、特に⑤の睡眠時間には気を配ってみると良いかと思います。
デスクワークの方は、自宅に戻られたら画面を見ないような生活スタイルにできると良いかと思います。



その他の要因

仕事環境や学校環境に問題がない場合の状況の説明をしましたが、もちろん仕事環境などが良くない場合には上記以外の要因によって「仕事へいきたくない」という状況に陥ります。精神的に辛いと感じる前に、ゆっくりと時間をとって解決策を見出してゆくことも必要だと言えそうです。   

Posted by 石川 at 11:11Comments(0)

筋・筋膜リリースの必要性

2012年09月08日 整体について

おおよそのことは健康院のarchiveの方へ書かせていただいたのですが、時折研修を受けてみたい!という方や、良く勉強された患者さまから「筋・筋膜リリース」について質問や意見を聞かれることがありましたので、こちらのBLOGの方へも記載しておきたいと思います。

archiveの内容はこちら > 石川健康院archive 「筋・筋膜リリースと整体との関係」


筋・筋膜リリースはオステオパシー哲学や医療現場で頻繁に使われている技術の” ひとつ ”です。
この技のみで完結するものではなく、他の複数の技と織り交ぜながら、症状に最適な技を加えていくものです。
機能学整体や他の無痛整体が、なぜ無痛であるのかというのも、この筋・筋膜リリースの理論が少しだけ役に立つのかもしれません。

機能学整体では筋・筋膜リリースを使用してはいませんが、一部の技に類似した考えのもと操作するものがあります。
つまり、筋・筋膜リリースを知っている、知っていないでは操作する側の技量も異なると言えます。
もちろん筋・筋膜リリースのみに限らず、オステオパシー哲学や他の整体法についても「なぜその施術が必要なのか」という視点から観察していくことで、施術者の技量はとても価値のあるものとなることでしょう。


先日、患者さまとして通われている内科の先生から
「なぜこの施術で肩こりが取れるんでしょうね?」
と、お尋ねがありました。

もちろん、そこにも筋筋膜リリースの理論や機能学整体の技術が含まれているわけです。
筋・筋膜リリースとは、「すいな」や「カイロプラクティック」同様、一つの手技療法としてもとらえることができます。
なぜならば、筋・筋膜リリースの中に「押圧」「ストレッチ法」と複数の施術法があるからです。

そんなことで、機能学整体では筋・筋膜リリースの技を使用しているわけではありませんが、しっかりとその哲学や理論は組み込まれているといえるわけです。
わかりましたでしょうか??^_^;


当時私が当時参考にした著書


トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル
  

Posted by 石川 at 14:07Comments(0)

ギックリ腰・・・動いちゃだめ?

2012年09月01日

ギックリ腰は、「安静にしていましょう!」というのが鉄則です。
でも、すべての人に当てはまるものではないのでご注意ください!



そもそも「ギックリ腰」というのは、とてもあいまいな名称なんです。
正式には「急性腰痛症」と呼びますが、腰の周りに起こる「急激な痛み」全般を総称してそう呼びます。
つまり、腰の周りにある筋肉のうち、いずれかが急性の痛みを持てば「ギックリ腰」となります。

細かく見ていきますと、腰の周りの筋肉には”腰方形筋”、”広背筋”、”腸腰筋”、”多裂筋(腰部)”、”脊柱起立筋(群)”などがあります。
しかし「ギックリ腰」という名称の症状の場合、この筋の内どの筋肉に異常が生まれたのか?という的確な診断を行いません。


筋の炎症の場合、異常を起こした筋の特定は確かに必要性が高いとは言えませんが、もしその筋の過緊張が持続的なギックリ腰の痛みを引き起こしているとしたのならば、その部位の特定もある程度必要となってくるかと思います。
例えば、単純に左右の緊張状態、痛みの状態の差があるのかないのかだけでも、大まかな筋の異常部位を知ることができます。

整体では、左右の筋の緊張差が身体のねじれや傾きを生んでいるため、このねじれ、傾きを整えることで、筋の緊張差を正常に戻してやります。



安静にしてるだけではギックリ腰は良くならない場合もあります。

上記したような筋の過緊張によって生まれる痛みの場合、過緊張を起こしている部位によっては安静にしているだけでは痛みが治まらず、長引いてしまうこともあります。

例えば、痛みを持つ部位が左側で、その痛みをかばうために左を上にして横向きで寝ていたとします。
この時、あなたの足は、右足が前ですか?左足が前ですか?
また、あなたの肩は右側が前ですか?左側が前ですか?
どちらが正解ということはありません。
結果として、横向きで安静にしている間、身体を全体的にねじっていることがいえるのです。

もし、この例のように左の腰の筋の過緊張がこうした身体のねじれから生まれていたとしたのでしたらどうでしょう?
身体のねじれが生んだギックリ腰を、安静にしているつもりで、さらに身体をねじらせていたとしたら
安静にしていても一向に良くならない状況をつくります。
これが、「安静にしていても良くならないギックリ腰」のからくりです。





先日半年ぶりに来院された患者さんです。
左が施術前、右が施術後です。
機能学整体では、こうした見た目だけでも判断できる「目に見える異常」から身体を整えています。
身体がおかしいな?と感じたらお電話ください。


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石川健康院 機能学整体 浜松市
053-440-4870

  

Posted by 石川 at 12:37Comments(0)

坐骨神経痛で眠れない

2012年08月24日 足(下肢)

時々「坐骨神経痛がひどくて眠れない。」という患者さんがみえます。
わたしも以前(10年ほど前)は同じ症状を患っていましたので、痛みを訴える患者さんの気持ちがよくわかります。


坐骨神経痛の場合、椎間板ヘルニアが見つかるほどではなく、やや椎間板の間隔が狭まってる程度のことが多く、整形外科などでレントゲンを撮影しても「骨には異常ありません、ただ椎間板の間が少し狭い感じですね」、で終わってしまうことがほとんどです。
これといった治療もされず、電気を当てたり痛みどめを処方されたりといった処置で済まされます。


「椎間板の間が狭くなる」ということに関して、医学的には「椎間板の要素、コンドロイチンなどのものが不足がち」という考え方をすることが多いですが、それらを摂取しても実際には椎間板の間隔は広がりません。
(※ コンドロイチンが痛みを緩和することには根拠がないことが新聞記事でとりあげられています。)
整体では椎間板の間隔が狭まってしまう原因を、骨と骨とをつなげあって身体を固定している筋肉が、拘縮(筋の緊張)を起こして骨を引き付けあうために椎間板の間が狭くなると考えます。
結果、筋の緊張が坐骨神経を圧迫し坐骨神経痛を生んでいると考えるわけです。


坐骨神経痛で眠れないほど筋に緊張があるわけですから、それら筋の緊張異常を正常な筋の状態へ戻していく必要があるわけです。





筋の緊張は、仕事や私生活の中で作られていくわけですが、決して重たいものを持ったり、激しい動きをしたりした時にだけ生まれるわけではありません。
もっといえば、テレビを見ていても、ベッドやソファで横になっているだけでも腰の筋肉には緊張が生まれることがあります。
「楽だから」と思ってくつろいだその姿勢が、筋の緊張を強める原因にもなります。
筋に負担をかけずに生活することは、なかなか困難だと言えます。


整体は、そんな「筋に緊張を与えてしまう毎日」の身体を本来の状態に戻すためのお手伝いをします。
毎日運動をするスポーツ選手が毎日運動をしていられるのも、専属のトレーナーが運動後に身体をメンテナンスしてくれるおかげ。
素人の運動好きの方が、運動後に独自のストレッチや柔軟体操を行っても、腰痛や肩こりなどの症状が発症してしまうのは、そのストレッチや柔軟体操では完全に身体をメンテナンスできていないためと言えます。



坐骨神経痛で眠れなくなったら、お早目に整体などで身体をメンテナンスされてください。

  

Posted by 石川 at 13:05Comments(0)

膝の痛みで正座ができない

2012年08月21日



最近当院の中で率の高い膝の痛み。
膝の痛みの原因は腰にあるので、接骨院や整形外科で膝に鍼を打ってもらったり、膝に電気を当てたりしても、はっきりって良くなりません。膝が痛いからといって膝だけを診てしまうのは、残念ながら木を見て森を見ずです。

写真は左:施術前と、右:施術後 です。



施術前は膝の痛みで正座ができませんでしたが、施術後には正座ができるまでに改善しています。
こちらの患者さんの場合、正座ができるようにはなりましたが、痛みが消えるまでには至っていませんでしたので、この後も通われています。

膝の痛みは、一度で症状が改善してしまう場合もあれば、何度も施術を繰り返さなければ消えない場合もあります。
もちろん膝だけに言えることではありません、腰痛やギックリ腰、肩こりや五十肩なども同様です。

また、同じ膝の痛みでも 「 何かにぶつけて痛みが発症したケース 」 と 「 徐々に膝が痛みだしたケース 」とでは改善の具合もまったく異なります。 やはりぶつけてしまわれているケースではなかなか痛みが消えにくいようです。

膝の痛みがでてしまったら、早めに来院されることをおすすめします。
時間が経ってしまうとなかなか改善しにくくなってしまいます。
病気と同じでこじらせてしまうと、なかなか厄介な症状のひとつです。
  


Posted by 石川 at 18:28Comments(0)

整形外科・接骨院に通ってますが、腰痛が治りません。

2012年08月17日

>腰痛を患って数か月、整形外科(や接骨院)に通っていますが一向に回復しません。
>むしろ日に日に悪化しているようで、最近では足のしびれまで出てきました。
>このまま整形外科(や接骨院)で治療を続けても大丈夫でしょうか?

そういった質問がネットのあちこちで見受けられるようになりました。当 石川健康院でも、そういった相談の電話をいただくことが多々あります。




< 整形外科・接骨院では腰痛が治らない? >

もともと整形外科や接骨院で行う保険診療は「対処療法」といって、腰痛に対しては「その場しのぎ」や「症状を感じなくさせてごまかす」といった治療方法しかありません。(※湿布、牽引、痛みどめ、ブロック注射、マッサージなど)
症状の根本的な原因を診ることはまず ” 無い ” に等しいと思います。
また日本では牽引を行うことがありますが、欧米では以下の記事にあるように牽引は行われていません。

望クリニック整形外科院長 住田憲是 監修の書籍「腰痛」  (よくわかる最新医学)
では、『EBM(Evidence Based Medicine=科学的根拠に基づく医療)によって、牽引をしても狭まった腰椎の椎間板が広がる効果がほとんどないことがわかったため、現在、EBMに厳しい欧米では(牽引は)行われていません。また、温熱療法で腰部を温め、マッサージをしても腰痛には有効でないとEBMにより判定されている』としています。


「科学的に温熱療法も、マッサージも、牽引も腰痛には有効ではない」とされていながらも、日本では今もそれらの療法を行うのはなぜでしょう?

整形外科では、レントゲンによって骨に異常が見当たらない場合、これといって治療法がありません。ですから痛みどめや湿布などの対処療法を行います。
接骨院においても電気を当てたり患部を温めたりマッサージをしたりしますが、これらが腰痛には科学的に有効でないとされているわけです。


では、腰痛になったらどこへ行くべきなのでしょう?

先ほどの整形外科医監修の書籍「腰痛」にも記載されていますが、整形外科の治療では改善できない腰痛は民間療法で改善できるとしています。
腰痛 (よくわかる最新医学)

書籍の中では「AKA博田法」を推奨していますが、行っていることは民間療法と同じです。
というのも、保険診療外診療(1回1万くらい?)であることや、理論や施術法に関してもかなり民間療法に類似しているからです。
上記法の場合仙骨のみに焦点を当てていますが、人体の場合症状の原因に焦点を絞ることは必ずしも必要ではないと感じています。
” 機能学整体 ”の場合、足の施術でも首を軽くできますし、手を施術して足を軽くできるわけですから、身体の一部位のみに原因を見出してしまうのは、「木を見て森を見ず」なのではないかと感じるからです。


上記書籍を読ませていただきますと、整形外科医も民間療法に力を入れ始めたと言っていいと思います。
整形外科もまた「患者さまを治してあげたい」と思う気持ちがあるということが、個人的にはうれしく感じています。
結局どんな治療法であっても、患者さまにとっては「回復させてくれれば」どこの治療院であっても良いわけです。


腰痛で悩んだら、お近くの整体院を訪れてみてはいかがでしょうか?

機能学整体 石川健康院 | 静岡県浜松市
  
タグ :腰痛


Posted by 石川 at 15:14Comments(0)

椎間板ヘルニアも 整体で良くなった。どうして?

2012年08月07日



腰痛で歩けないくらいになってしまい、整形外科で診察を行ったところ「椎間板ヘルニアのため即入院、手術です。」と言われ、心の準備もできていなかった患者さんは、その場では手術を待ってもらい、あわてて病院を出てきたそうです。

少し強引な整形外科の医師だったようですが、患者さんの椎間板ヘルニアはひどい状態のようでした。


たまたま当院を訪れた患者さんは、当初歩くのもやっとの状態。
病院では車イスで移動していたそうです。

施術前の写真一番左の状態を見ると、腰が伸ばせないくらい痛みが出ているのがわかります。
真ん中は施術2回目の写真。(1日2回の施術を2時間の時間を空けて行いました。)
来院時よりも背筋が伸ばせるようになり、痛みが少しずつ軽減しているのがわかります。

一番右の写真は1日2回の施術を6日間、合計12回施術した時の写真です。
背中も楽に伸ばせるようになり、歩行時の痛みはほとんどなくなっています。
その後2週間ほど施術を毎日繰り返し、走れるくらいに症状は改善しました。



椎間板ヘルニアであっても、痛みさえ消えてしまえば通常通りの生活が送れます。
飛び出してしまった髄核がもとに戻ることはありませんが、痛みは整体でも改善させることが可能だと言えます。

椎間板ヘルニアを患ってしまうと、「手術しかない」かのようなことを医師から言われることがありますが、実際はそうではありません。椎間板ヘルニアの何割かは、手術をせずそのまま安静にしておくことで症状は消えるという整形外科の記事もあります。


椎間板ヘルニアの症状が整体で良くなるのは、腰痛などの症状がヘルニアが原因で発症しているわけではない可能性が高いからです。
例えば、身近に発症する腰痛は椎間板ヘルニアを発症させていなくても生まれる痛みです。
坐骨神経痛も椎間板ヘルニアが発症していなくても生まれる症状です。
痛みと椎間板ヘルニアが=(イコール)でない限り、「椎間板ヘルニアの発症=腰痛などの症状」とは言えないのです。
現に、整体によって症状がなくなった椎間板ヘルニアの患者さんは多数います。

整体では、基本的に身体のねじれや傾き、筋肉の過緊張や弛緩などの状態を正常な状態に導いているにすぎません。
決してヘルニアを治しているわけではありません。
ヘルニアを治しているわけではないのに症状が改善できたのは、椎間板ヘルニア以外に腰痛などの症状の原因があったことを意味します。



整体では症状や病名にとらわれず、身体の本来の機能を取り戻すことを目的とします。
椎間板ヘルニアに限らず、様々な原因不明の症状も時に改善させることも可能だということがいえそうです。   

Posted by 石川 at 19:36Comments(0)

マッサージ・整体での被害報告!

2012年08月03日 治療法

マッサージや整体で骨折の被害も TBS系(JNN) 8月2日(木)20時50分配信<記事抜粋>
>マッサージや整体を受けて骨折するなどのトラブルが今増えています。被害の相談が5年間で800件近く寄せられているとして、国民生活センターが注意を呼びかけました。

>日々の生活でたまった疲れを癒やすマッサージ。東京都内のこの店では、横になって全身の筋肉をほぐしていくコースが人気です。
>このところ、都市部を中心に増加するマッサージを中心としたリラクゼーション・スペース。一方で、トラブルも相次いでいるといいます。
>国民生活センターによりますと、マッサージなどを受けて、「ろっ骨が折れた」といった相談や「腰をまっすぐにできないほど痛くなってしまった」という相談が、2007年度以降で825件も寄せられています。その半数近くが整体やカイロプラクティックでの施術だったといいます。「指圧」や「柔道整復」には国家資格が必要ですが、整体やカイロプラクティックには国家資格がありません。
>ただ、国家資格のないマッサージ店でも独自の取り組みをしているところもあります。こちらの店で働くには、300時間の講習を受けたうえ、民間団体が発行する資格の取得が必要だといいます。
>また、定期的な勉強会など独自の取り組みで事故が起こらないよう、技術水準の維持に努めています。しかし、広告や看板だけで利用者が資格のあるなしや店の善し悪しを見極めるのは難しいのが現状です。
>国民生活センターでは、国家資格のない整体などについても、業界に対し施術の際のガイドラインを作成するよう求めています。(02日16:17)

****************************

そういうことなんです。
しかし、症状の悪化という被害報告としては整形外科や接骨院、国家資格のマッサージ師でも、実はちらほらあります。保険診療だから被害報告をせず表面化しないだけかもしれませんが、当院にはそういった患者さんが時々来院されます。

基本的に整体には国家資格というものがありません。むしろ国家資格にできたなら、効果実績の弱い接骨院、整形外科、国家資格のマッサージ院はつぶれてしまうのかもしれません。
実はほとんどの接骨院では保険診療 ”外” の施術を行っています。その理由として、保険診療では効果が期待できないこと、患者さんを治していかないと次から来なくなってしまうことが挙げられます。結果を出さなければ国家資格を持っていても意味がないのです。
「電気をいくら当てても、良くなった気がしない。」
これでは意味がないのです。


だからと言って、すべての整体法が正しいとは思っていません。私も多くの整体院には危険を感じています。
整体院全体のおよそ8割程度は、上記事のように患者さんの症状を悪化させたり、事故を起こしたりしているのではないかと思っています。
残りの2割程度、、、あるいは1割なのかもしれませんが、その整体院のみ患者さんを確実に改善させていると個人的には考えています。


記事では国家資格ではない「マッサージ」について触れていますが、マッサージとは本来国家資格を持った者に対して使用できるもので、国家資格を有さない者はマッサージ師ではないのだと思います。
最近ではリラクゼーションサロンと呼ばれる店舗がスーパー銭湯などでよく見かけるようになりましたが、国家資格を有していない店舗の場合は「マッサージいくら」とは表記してはいけないことになっています。またそういった店舗の従業員には時々アルバイトで入った素人さんもいるようです。

マッサージと整体は異なるものですし、整体の中でもカイロプラクティクと中国整体、無痛整体とはそれぞれ やり方も考え方も異なりますので、ひとくくりに「整体で被害!」と言われてしまうとなんだか悲しい気持ちになります。
また整体やカイロプラクティクは違法だ!という批判もありますが、我々整体師は民間資格であって国家資格ではないことをちゃんと理解しています。ですから「治療」ではなく「施術」を行っているのです。
※国家資格でない者が「治療」を行うことを法律で禁止されているためです。



余談ですが、当院に来院された「他の治療院で悪化させられた患者さん」の例を挙げてみます。
■整形外科での被害ケース
 >椎間板ヘルニアで牽引したら、症状が悪化して牽引台から降りられなくなってしまった。
 >椎間板ヘルニアでリハビリをしたら症状が悪化した
■接骨院での被害ケース
 >マッサージを受けたら、余計に痛みが増した
 >首をゴリゴリされたら肩が挙がらなくなった
■カイロプラクティクでの被害ケース
 >首をポキポキされてから、首を絞められるような違和感が取れなくなった
 >股関節をパキパキされてから、お尻の筋肉が裂けたような痛みが取れなくなった
■マッサージ店での被害ケース
 >肋骨が折れた
 >膝の症状が悪化した
 >もみ返しがひどくて頭痛がした
■整体院での被害ケース
 >首を施術してもらったら、めまいが止まらなくなった
 >機械で骨盤をガチャン!とされてから、歩きづらくなって痛みが増した


あまり被害ばかり書くと気持ちが沈んでしまうので、改善例でも挙げましょうか??
 >椎間板ヘルニアの手術を勧められていたが、整体で痛みが消え手術を免れた
 >医者へ行っても取れなかっためまいが整体でなくなった
 >薬で良くならなかった頭痛が消えた
 >原因不明の全身痛が改善した
 >顎関節症が改善した
 などなど...改善例は無数ですね。。。


まとめとして

国家資格を持っている方からしてみれば、持っていない施術者が劣って見えるのでしょうけれど、実際はそうではないということを理解した方がよいのかもしれません。
最終的には患者さまの症状が改善できているのかどうかであって、患者さまにとっては国家資格があろうとなかろうと、症状が改善できればよいのです。
それは資格や手技を超えて、施術される先生個人個人の技量でもあると思います。
接骨院だって、整形外科だって、マッサージ師だって、整体師だって、カイロプラクティクであっても、患者さんが喜んでいただける結果を残せれていれば良いと思います。
すべては患者さんのためですものね。
異種手技間、有資格無資格間の醜い争いは必要なし!w


  

Posted by 石川 at 13:23Comments(0)

頭痛について

2012年04月26日



頭痛持ちの患者さんは大勢みえます。特に最近は若い子の頭痛持ちが多い気がします。

頭痛のほとんどは、整体でも改善できるものですが、決して整体だけで治そうとしないことが大切です。
まずは係り付けの医師に診察してもらって、異常がないかどうかを確認した方がよいでしょう。
整体に頼ってしまって、重大な病気の発見が遅くなってしまっては意味がありません。


医師の診察で異常が見当たらない場合、おそらく肩こりや偏頭痛の疑いが強くなります。


まずは偏頭痛について
偏頭痛は、自律神経系の異常によって血管の収縮に異常が生じ生まれる症状だと考えられます。つまり不規則な生活やストレス、夜更かしや寝溜めなどをした時に多く発症します。これの改善法は、まず規則正しく生活すること、ストレスの原因を見つめなおすことにあると言えます。
整体的な視点から申しますと、交感神経・副交感神経の異常は筋の緊張異常に直結します。ですから偏頭痛もちの患者さんの多くは身体が大きく歪んでいます。この歪みが、さらに悪循環を生んで身体全体の機能異常を連鎖させます。連鎖は偏頭痛の改善を遅らせるだけではなく、より悪化させたり、慢性化させたりすることが考えられますので、早めの調整で連鎖にストップをかけてあげる必要があると言えます。



次に肩こりからくる頭痛について
パソコンに触れる機会が多い昨今では、頭痛を抱える患者さんがとても多くなりました。パソコンを見るから頭痛が生まれる!わけではありません。パソコンを見る姿勢に問題があります。
はい、もちろんパソコン以外にも沢山要因はありますが、ひとつだけ共通して言えることは「頭痛は頭痛薬でごまかさないでほしい!」ということ。
もちろん頭痛薬飲めば痛みはいったん治まりますよね。でも根本の原因が姿勢にあるとしたら、その姿勢を調整しないと何度でも頭痛薬を飲むことに。。。
頭痛薬ばかり飲んでると、危険な病気に気づけなくなっちゃうかもしれませんよ♪




  

Posted by 石川 at 16:33Comments(0)

Q3 他の整体と違うのですか?

2012年02月24日 整体について

Q3 他の整体と違うのですか?

A 従来の整体法とは異なります。

中国整体やカイロプラクティクとは大きく異なります。
強く押したり、揉んだり、パキパキしたりしません。
マッサージではないので、何時間も体に触れることもしません。
時間をかければ治ると勘違いされる患者さまが多いようですが、時間をかければ良くなるわけではありません。
時間がかかる場合もありますが、身体に触れる時間が長すぎてしまうと、返って症状を悪化させることがあります。

すご腕の先生がいたとして、身体の異常個所を見極めて、ものの2,3分で症状を改善させたとします。
それ以上身体に触れる必要がありますか?
歯医者へ行って、虫歯を治療しました。時間が余ったら、他の健康な歯も削りますか?
全身を揉まれたいのであれば、マッサージをお勧めします。
我々は「気持ちよさ」を提供しているのではなく、身体を整え、症状の根本を改善させるお手伝いをさせていただいています。


まとめ


機能学整体は、中国整体やカイロプラクティク、マッサージとは異なります。
機械を使用しません。道具を使用しません。
無痛で安全です。
比較的短時間で効果を実感しやすいものです。

ご参考にされてください。   


Posted by 石川 at 12:20Comments(0)

Q2 整体を受けて身体が整っても また戻るんですか?

2012年02月14日 整体について




Q2 整体を受けて身体が整っても また時間が経てば元の悪い形に戻るんですか?
A :戻りにくいです。ただし以下を参照ください。

基本的に調整後整った身体が、また悪い形に戻ることは、よほど痛みや壊れがひどくない限りは比較的少ないですが、以下の点で注意が必要です。

ず、症状や歪みを生む原因を作ってしまったのは、患者さまご本人の生活スタイル、ワークスタイルによるものです。いくら「特に何もしていない」と言っても、寝て起きて、椅子に座り、床に座り、ご飯を食べ、テレビを見ているわけです。症状は動くから生まれるわけではなく、動かなくても生まれます。

調整後に、調整前と同じ生活をされていれば、必ずまた症状は再発すると考えて間違いないと思います。
(※ ただし、身体が整うことで、多少以前とは違った姿勢を取ることができますので、すぐに発症することは比較的少ないと言えます。)

症状の原因がそこにあるわけですから、調整後、生活スタイルやワークスタイルを改善することができれば、調整で整った身体がすぐに戻ることは少なくなります。



まとめ


1:整体でせっかく整った身体を元の歪んだ身体に戻しているのは、患者さま本人の調整後の生活にあります。
2:調整前と同じ生活をしないように気を付ける。(アドバイスいたします。)


ご参考にされてください。
  


Posted by 石川 at 13:51Comments(0)

Q1 産後の調整やっていますか?

2012年02月10日 産後

Q1 産後の調整やっていますか?

A はい。 調整しています。


産後の骨盤は半年ほどかけて固定されてしまいます。
もし、その半年の間に骨盤がゆがんでしまっていたら、あるいは産前から歪んでいたら・・・


産後の母体は、授乳や夜泣きなどの作業から、骨盤を強く歪めやすいものです。
たとえば授乳中はあぐらをかいたり、片腕で頭を支えたり。
もしそのまま骨盤が歪んでしまい固まってしまうと、実はその歪みが取れにくくなってしまいます。


ちょっとまって
骨盤矯正ってなんでしょう?
矯正と聞くと「バキバキ!」というイメージが強いものです。
しかし、そんなことする必要があるのでしょうか?

そもそも骨盤や背骨が歪む原因はなんでしょう?
それは骨格に付着し、関節を固定している筋肉の緊張によるものです。
つまり歪みそのものは筋肉の緊張が作り出しています。


骨盤が傾いたり、ねじれたり、あるいは産後で開いたとき
何が働いてもとに戻しますか?
それも筋肉の働きによるものです。
筋肉を調整することに「バキバキ」も「ポキポキ」も必要ありません。



骨盤矯正は軽く、無痛で安心な 機能学整体でどうぞ♪

  


Posted by 石川 at 16:41Comments(0)

下を向くと頭痛がする

2011年04月05日



「下を向くと頭痛がします。」
そう言って来院されました。
写真を見てわかるように、体は左に傾き、ねじれもあるのがわかります。
調整後、奇麗に重心は正常に近づき、頭痛は消えました。
1回の調整だけで頭痛が消えたのですが…

整形に行けばきっと頭の状態を調べたでしょう。
異常がなければ、痛みどめを処方されて終わりだったかもしれません。

でも、この患者さんに機能学整体で調整したのは首、肩、頭ではありません。
主に足と腰です。


足と腰の調整でなぜ頭痛が消えるのか。
その説明ができる先生が浜松にどれだけいるのでしょうか。

人の体を理解もせず、頭痛があるから頭や首が悪いという安易な発想をお持ちの先生が結構いるのではないでしょうか。


病院へ行っても良くならない症状は、機能学整体へお見せください。   


Posted by 石川 at 19:17Comments(0)

椎間板ヘルニア

2011年03月11日

椎間板ヘルニア

先日、椎間板ヘルニアの患者さんがみえました。
「手術はした方がいですかね?」
と、心配そうにしてましたが、手術はしなくても大丈夫です。
世界的にも椎間板ヘルニアの手術は必要かどうかの討論がされています。
その背景には手術をしても痛みが引かない患者さんがたくさんいることが挙げられます。

椎間板ヘルニアはあくまでも結果であり、原因ではありません。

椎間板ヘルニアを作ってしまうほどの原因が他にあり
その原因を改善できなければ、症状も再発も防げないと言えます。
機能学整体では、その原因として考えられる筋肉の異常、神経の異常を調整により改善します。
時間や回数がかかる場合がありますが、確実に手術から解放されると確信しています。

この方の調整前と、調整後の写真は、また後日掲載しておきます。   

Posted by 石川 at 10:29Comments(0)

先天性股関節脱臼

2011年02月02日 股関節

先天性股関節脱臼の患者さんが新しく来院されました。
もうかなり痛みが出ていて、歩き方がおかしいくらいになってきているので
すぐには良くなりません。

歩き方が変わってしまうと、正常時に使っていた筋肉を使わなくなったりします。
そのため、調整して体の形が変わってきても
すぐにはまっすぐ歩けるようにはならないのです。

歩き方が変わって3年ほど経つそうで
徐々に調整して歩けるようにがんばることにしました。

当初、この股関節と歩き方を治したくて来院されたのではなく
膝に痛みが走るようになったから調整に来られました。
ですが、膝の痛みは調整3回ほどで良くなっており
うちとしては、ぜひともまっすぐ歩けるようになってほしかったので
患者さんにお話しをして、がんばって歩けるようになりましょう!
という話になりました。

他にも同じように先天性の股関節脱臼患者さんが来院されており
まっすぐ歩けるようになっています。
あきらめないことが大事ですね。   

Posted by 石川 at 18:43Comments(0)

O脚って治りますか?

2010年11月26日 足(下肢)

先日、週3回通ってる患者さんから急に聞かれました。

まず、この患者さん交通事故で全身に痛みが激しく
整形に行ったら「痛みどめ」しかもらえず「原因は分からない」との答えが返ってきた患者さんで
今年の6月からずっと週3回(たぶん今70回目くらい)通ってます。
で、腰の痛みは軽減し、残すとこ肩、首の痛みのみとなってますが
さすがに事故した体は簡単じゃないです。
事故をしてから1年経ってから来院されたこともあってか
かなり厄介な状態ではあります。

だいたいこういう患者さんに限って仕事が休めなかったりするのですが
この方もまさしくその通り、仕事が休めずなかなか治療に専念できないのだそうです。

そんなこともあって週3回は欠かさず調整に来てますが
その甲斐あってか、症状は以前より全然楽なんだそう。
調整してる私からしてみれば、まだまだ体が悲鳴上げてる状況なのですが…。

で、その患者さんから
「O脚とかも治りますか?」
と聞かれ、
「O脚は、骨盤の傾きから下肢(足)の外転筋あるいは内旋筋などの過緊張などが生まれ、膝関節が外側に開いてしまうものだから
O脚を治そうと思ったら、膝じゃなくて、まず腰、骨盤の状態を治して行かないといけないんですよ。」
と答えた。

知り合いにO脚の子でもいるのかと思いきや
「実は最近、O脚だった足がだいぶ真っ直ぐになってたんですよ。」
「以前は膝の間がこぶし1個分以上入ったのに、今こぶしも入らないです」
と。

逆に驚いたのはこっちのほうで…。
「確かにS君は週3回通ってるから、O脚でも良くなっていくだろうね」
と話した。

以前O脚で通ってた患者さんもいたのだけれど
「O脚矯正には、毎日くらい調整しないと効果がでないよ」
と言っても、週に1回だったりして、結局治らないまま終わるケースが多い。


風邪引いた時には、薬を一日3回(朝・昼・晩)と飲むのに
自分の体のことには週1回と、積極性に欠ける。
より効果を期待したいなら、積極的に通うこと。
信じる信じないではなく、調整しないと前には進まないのだ。


と、そんな話が先日あった。

O脚は良くなる。
そもそもO脚になった経緯には、なんらかの原因があったわけで。
その原因を根本から改善していけば、必ず形は変わるものです。
ご承知の通り、改善する速度、頻度には個人差がありますから、一概に何回でなんてことは絶対に言えません。
そして、最低でも2日に1度は調整していないとすぐに戻されてしまいます。
良い状態を常にキープさせることで、今まで使われていなかった筋肉をつけ
戻りにくくしなければならないので、当然時間もかかりますが
気になるのでしたら、早めに調整された方がよいかと思います。


X脚も同様です。   
タグ :X脚O脚


Posted by 石川 at 12:08Comments(0)

めまい

2010年11月10日

めまいの原因はさまざまですが、整体でめまいが治ることもあります。

先日来院された患者さまの場合、病院へ掛かられて特に異常が見当たらず
お薬だけ頂いてしのいでいたそうです。
お薬を飲みだして半年経って、とうとうお薬でもめまいが抑えられなくなったそうです。
これではだめだと治療法を探そうとしていたところ
当院を訪れてみたのだと言っていました。
ので、もちろん飛び込みできました。。。
(通常予約制なので電話してきてから来てください。)


一通り調整を終えてみて、まあ大体めまいに多いであろう体の状態でしたので
たぶん良くなるだろうと思って一週間後にまた来てもらうことにしました。

めまいに多い体の状態というと、わかりにくいかもしれませんが
経験を積んだ先生ならだいたい察しがつくでしょう。
めまいの他に頭を上に向けると痛みが走っていましたが、調整後すぐにそれは取れました。
そのほかにもいろいろ異常のある箇所がありましたがほとんど取れていました。

一週間後、また来院されたときに患者さんから
「薬飲まなくてもめまいがしない!」
と報告がありました。
本人は驚かれていましたが、原因さえ良くなっていれば当然のことです。

めまいの原因がたとえ内耳の炎症でも、炎症を引き起こしてしまう原因があるはずです。
炎症の場合は、やはりすぐに良くなることはありませんが
確実に体の異常を整えてやれば、機能が回復し炎症などの異常も改善するものです。
(病気やウィルスによるものは別です。)


めまい、耳鳴りなどはあきらめるのではなく早めに何らかの改善策を取るべきかと考えます。
なぜなら、それら症状が生まれること自体が体の異常を知らせるサインであり
他の部位にも症状や異常が飛び火する可能性が高いからです。
  


Posted by 石川 at 14:12Comments(0)

おかしな整体院

2010年11月04日 患者さんの体験談

先日来院された患者さまのお話。

とある整体院にいかれた(仮)A様は下肢にしびれがあり、仰向けで寝ることも困難でした。
A様はその整体院を知り合いのご紹介で知ったそうですが
整体の治療を受けても症状は一向に回復せず
2回目の調整の時に
「体は寝ている間が大事だから、ベッドを買いなさい。」
と言われたそうです。
その先生のおっしゃることには
「整体で治せるのは20% 残りは寝ている間と食べる物の影響による」そうで
(確かにまったくの間違いではないですが…)
ベッドとサプリメントをセットで購入させられたそうです。
その額なんと30万…汗

その後数回調整に通われたそうですが、ちっとも良くならず
うちの看板を見て飛び入りで入ってきました。

うちの調整では1回ですぐにしびれが取れ、仰向けで楽に寝られるようになり本人もびっくりの様子。
というか、前の整体院のことをあーだこーだと文句を言っておられました。。汗

確かに、整体は体を整えることで免疫機能や体の機能を正常に近づけます。
そのあとの回復は寝てる間と食べるものの影響も受けますが
ベッドで体が良くなることはほとんどありません。
むしろ畳の上に寝るくらいの固めの床のほうが本来の体の構造からすると良いはずです。
そこにも理論はありますが、それはおいておいて
サプリメントも個人的には反対です。これもまた理論がありますがとりあえずおいておきます。

しかし30万のセットって…あまりにも怪しい。
さらに調整してもちっとも良くならないって、本当に技術者なのでしょうか?


あまりに患者さんがかわいそうだったので、代わりに記事にして残すことにします。
  

Posted by 石川 at 18:17Comments(0)

機能学整体の効果ってどんなのでしょうか?

2010年10月09日 患者さんの体験談


良く聞かれることなので、結果を見ていただいて手っ取り早く説明いたしましょう。
調整前、猫背で右に傾きをもつAさんの体です。(左上写真)
体に起こる異常(痛みなど)は、体の形や動きを作る筋肉が引き起こしています。
筋肉が左右でばらばらに作用した時
片方が引っ張り片方が引っ張られる時
体は傾きやねじれを持ちます。
この時、筋肉が神経を圧迫する部位に痛みが現れます。

神経が圧迫を受けている場合、簡単に圧迫している原因である緊張をとってやることで症状は緩和します。
また炎症の場合は、筋肉の過緊張をなくしてやることで炎症が治まりやすくなります。


Aさんの場合、姿勢の異常である猫背と傾きが取れたことで痛みの原因が回復できたと言えます。
しかしながら、写真を良く見ていただくとわかるように
まだ足が重なっています。

正座をして足が重なることは「ねじれ」を意味します。
調整でこの重なりがすぐに取れる人もいれば、数十回かかって取れる人もいます。
これが痛みの根本の原因ですから、これはぜひとも取っておきたい壊れです。

たとえ話をすれば、この足の『ねじれ』が虫歯菌。
調整で虫歯菌をやっつけたとしても、『ねじれ』である虫歯菌が少しでも残っていればまたすぐに痛みはやってきます。
根本から治療を行うこと、それが健康を取り戻す秘訣だと言えますね。



写真を見て見比べるのが一番早い理解方法かもしれませんね。笑   

Posted by 石川 at 17:05Comments(0)

ヨガが腰痛にいいのは嘘?

2010年08月07日 浜松市整体院

ヨガで腰痛・肩コリ解消!
といううたい文句をたまに見かけます。
でも本当に腰痛肩こりがヨガでよくなるの?

答えはどちらともいえないが正解。
軽度の腰痛肩こりの場合、その人が持っているねじれを正す方向にヨガが動いていれば改善する例もありますが、続けていくと、最終的にまた痛みは復活すると考えられます。
また、軽度の腰痛肩こりでも、ヨガによってねじれに拍車をかければ当然悪化し痛みは強くなる一方でしょう。

ヨガのインストラクターの多くは腰痛持ちで、整体などへ通った経験があるそうです。
つまり、ヨガを長年やっても腰痛は生まれますし、肩こりも生まれてしまうわけです。

ヨガも趣味の域ならば問題ないと思いますが、「健康になるため」という目的でやるには少々無理があるのかもしれません。   

Posted by 石川 at 10:48Comments(0)

どんな調整?

2010年08月06日 浜松市整体院

よく聞かれることです、言葉で説明できるほど簡単なことはやってませんが
調整の理論を言うのであれば
筋肉の緊張と弛緩のバランスを正常な状態に整え、痛みなどの異常が生まれない正常な状態へ戻すための調整です。

基本的には手と足を軽く動かし筋機能、神経の反射を利用します。、時に腰部を刺激したりもします。
調整自体は全くの無痛で、パキパキしたりたたいたり、機械を使ったりといったことはしません。
パキパキする調整では、関節に負担をかけてしまい、結果的に痛みなどの異常を生みやすい体にしてしまいます。
また、叩くという調整ほど間違った物はありません。体が叩かれれば外傷です。筋肉は炎症を起こし、あざができるでしょう。
機械を使う調整法に関して言えば、一人ひとりの体に合わせているわけではないので、毎回同じ強さ、同じ形であるはずがありません。背骨が歪んでいる人、肩が下がっている人、それぞれ原因があってそうなっているわけですから、その原因を整えるべきです。


調整は「え?」というほど軽く、効果はそれに反して大きいものです。
今まで通院されている患者さんが「なんで??不思議?? マッサージは逆効果なのね!」
と驚いたりもされますが、人の体は繊細で、小さい刺激ほど神経機能は敏感に反応するようにできています。
これをアルントシュルツの法則と言いますが、鍼の世界でも使われている法則です。

肩コリにはかなりの即効性も持っていますから、今までマッサージでもみ返しや、効果がでなかった方でもその違いがわかっていただけるのではないかと思います。   

Posted by 石川 at 10:19Comments(0)

シップについて

2010年08月03日 浜松市整体院

痛いところに 湿布を貼ると痛みが和らぐ。
当たり前です。
最近のシップには痛みどめが練りこまれてます。
皮膚から薬を体内に入れているのですから。

薬によって痛みを感じにくくしているだけで、決して痛みが起こる原因を治しているわけではないのがシップや薬。
しかし、中にはこんなことを言う人も
「シップ貼ってたら、痛みが治った。」

シップを貼ったから治ったのではなくて、湿布を貼っている間に自然に治っただけのこと。
シップや痛みどめの薬が痛みを治すことはありません。(医者に聞いてみるといいでしょう。)

ところが、厄介なのが思い込んでいる患者さん。
シップや痛みどめが治すものだと勘違いしているために、それらを乱用する。
それで痛みが引いていたうちは良かったのでしょうけど、それらでも効かなくなったころに整体院に来られても…かなり悪化した状態。

シップはごまかしですので、過信には注意を。   

Posted by 石川 at 15:20Comments(0)

お祭りで…

2010年07月30日 浜松市整体院

夏も本番、お祭りがピークですね。
先週も舘山寺の花火がありましたね。

お祭りで夜遅くまで騒いで、飲んで…
その後片付けをさせられる奥様方…
そして、次の日は仕事…。
当然のように疲労がたまって痛みになって返ってきました。

もともと痛みを持ってる人や、ちょくちょく痛みが出る人の体はある程度壊れを持っています。
痛みが出ない日は、壊れていてもなんとか痛みまでは出ないレベルにいるだけで
ちょっとしたことですぐに痛みが出てきます。

こういった患者さまの場合は、徹底的にリセットさせてやらないことには、再発する間隔が早いです。

一番は無理しないことですね。   

Posted by 石川 at 10:22Comments(0)

運動と健康

2010年07月26日 浜松市整体院

運動すれば、健康になるかというと、そうでもない。
簡単にいえば、体にねじれや歪みを持つ人が運動をすれば、痛みになって返ってくるという話。

整形外科へかかったり、理学療法などにかかると、運動を勧められますがほとんどが間違い。
運動をすることで解消したように見えるだけで、原因の改善にはつながらないのと、逆効果を生むこともある。
そもそも、なんで理学療法士なんてものが生まれたのかわからないけれど、あまり理にかなったことをしてもらえることはない。
なぜなら、理学療法士の説明する療法が、まったくもって理学的でないことや、彼ら自信が「現場に出て、理学療法では治らないから、整体を勉強しに来た」と言っているのが現状なのだ。

運動は健康になるためではない。不健康にならないための予防程度に過ぎず、運動をすることで健康を取り戻すことは不可能だと理論的に言える。
また、運動のしすぎは返って不健康への近道であり、必ずしも運動をした方が健康に近づけることはない。

  

Posted by 石川 at 13:48Comments(0)

ストレッチと誤解

2010年07月21日 浜松市整体院

運動前に行うストレッチ、運動後に行うストレッチ。
本当に効果があるのかどうか。

ストレッチが体を整えるものだと勘違いしている人は多いですが、ストレッチが体を悪くさせる可能性があることを知らない人も多い。

ストレッチは怪我をしにくくするのには効果的だと言われています。確かに運動前に伸ばしておくことでとっさに起こる怪我を防ぐことができると考えます。しかし、ストレッチをしても怪我は起こりますし、痛みも出てきます。ストレッチをして体が整ったのかと聞かれると、確認するすべがなく疑問が残るところでもあります。

まず、一番誤解されていることですが、「筋肉を伸ばせばコリや張りが取れる」ということ。
筋肉が伸ばされたからといって、コリや張りが取れることはほとんどなく、むしろ、凝り固まったものを無理やり伸ばすことで、筋繊維に傷が付き炎症のもとになることが多いです。
このことを裏付けるかのように、最近はやりのヨガ体操で、伸びない体を無理やり伸ばして無理な姿勢をした結果、思わぬところに痛みが生まれ、ヨガを継続できなくなった方は多いはず。

では、何をすればいいのか

ストレッチが体を壊す原因になりうる理由は、体を左右別々に伸ばしてしまうせい。
そもそも体がねじれる原因が、左右の別々の運動をすることにあるのであれば、ストレッチもしかり。
もっといえば、体にねじれを持っている方が、前屈した時、背中の筋肉が片方は伸び、片方は無理やり引っ張られている状況にあれば、左右同じ動きのストレッチでも痛みを生む原因になりうるということ。

ストレッチも、運動も、体にねじれがあっては逆効果。
「何をすればよい」というよりも、ねじれを取ってから運動するのが一番ということ。

また、プロのスポーツ選手は毎日運動をしても、その日のうちに専属のトレーナーがメンテナンスをしてくれます。
しかし素人の我々は、ジョギングや部活などで運動をしても、ストレッチをするだけで、たいしてメンテナンスを行っていません。
運動を継続するには、自分の体をいたわってあげる必要がありそうです。   

Posted by 石川 at 10:26Comments(0)

自然治癒力って何?

2010年07月16日 浜松市整体院

私自身はこの言葉胡散臭いから好きじゃないのですが、言いかえれば
「疲れを取る力」
と言ったところでしょうか。

たとえば運動をしてとても疲れた日でも、睡眠を取ると疲れは取れますよね。
これが自然治癒力というやつです。私はこの言葉が嫌いなので、治癒機能、あるいは回復機能と呼びますが。

体が歪みを持ったり、傾いたりと異常が起こると、この治癒機能が低下します。
原理は簡単、体にねじれが生まれたりすると、血管やリンパもねじれの影響を受けて流れにくくなったりすることが主。たとえ話をすれば、体が雑巾のように絞られ、内臓から血管から体内のものが圧迫を受けてしまい本来の機能を果たせない状態になるということ。
簡単に実験するならば、正面を向いた状態で深呼吸するのと、上半身を横に向けてねじれを作った状態で深呼吸するのとで比較すると分かりやすい。
それだけ肺でも圧迫を受けているという証拠。

つまりねじれなどの異常が体に起こると、内臓系の機能が著しく低下します。このことで回復する機能も同時に低下するわけですが、厄介なのは、内臓系の機能が低下すると、消化吸収が正常に行われないために、寝ている間でも体が休まらなくなってしまうこと。このことでも「寝ても疲れが取れない体」を作ってしまう原因になっているんですね。

ちょっとしたねじれで体は異常を生んだりしますから、定期的に体をリセットさせてやる必要はあるのですね。   

Posted by 石川 at 11:04Comments(0)