2010年06月10日

ぎっくり腰(びっくり腰)

先週末にぎっくりをやってしまい、今週になって来院された患者さまがいます。

以前にも記事にしましたが、ぎっくり腰は痛みが出てからすぐ調整すれば、すぐ治るケースが圧倒的に多いです。
逆に数日経ってから調整する場合は、1回では治らないくらいこじれてるケースが目立ちます。

今回の患者さまの場合は、過去に椎間板ヘルニアの手術をしてあり、腰椎が異常なほどねじれてました。
それもあってか、治りが悪いのではないかと思ってましたが、なんとか本日3回目でほぼ痛みはひきました。

ぎっくり腰は時に「びっくり腰」と呼ばれることもあります。びっくりした拍子に痛みがズキーンと走ることに由来していますが、こういったケースはまれです。w
ぎっくり腰の痛みは、過去に前記したように人それぞれ箇所も強さも、原因も違います。専門家である整形外科の話では、神経に炎症がおこる場合、筋肉に炎症がおこる場合、ただ単に筋肉の緊張が神経を圧迫しているだけの痛みの場合などがあるそうで、我々整体で1回で治まる痛みの原因は、筋肉の緊張が神経を圧迫している時だけです。
神経や、筋肉に炎症が起こっている場合は、1回で治まることはありません。炎症はどんな方法を使っても治すのは自分の体以外にないわけですから、調整して次の日くらいから痛みはひきます。

炎症の場合の痛みは、調整をしないで放置しておくと、歩いたりする度に炎症を強めたりして、悪化させることが多いです。
ぎっくり腰で、安静にして2,3日で痛みが無くなるケースは、筋肉の緊張による神経圧迫痛が多いようです。
また、炎症の場合でも、2、3日寝たままでいれば、多少回復しますが、炎症を作っている体のねじれなどの異常が取れていないと、なかなかひいてはくれません。

なんにしても、放置せず、早め早めの調整が早期復帰を実現できますね。


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